出版社内容情報
IT、行政、外交、教育など、21世紀の日本が乗り越えるべき課題は多い。歯に衣着せぬ著者の大胆な政策提言と裏付けとなる資料を満載。
「二十一世紀の日本の行く末を考えたときに、私の頭に真っ先に浮かんできたキーワードが、この『Re‐Boot』であった」と、著者の大前研一氏は冒頭でこう記している。つまり、国や行政、企業、個人などあらゆる場面で、ゼロベースから制度やシステムを構築しなおし、発想を切り替えるべきだということだ。
▼特に本書では、経営、情報、行政、外交、教育の五分野について、Re‐Bootする必要性が、実証的なデータとともに論じられている。そして、ゼロからの出発はいまから始めて2005年を目処にシステムの再構築を目指すべきだと説かれている。
▼新しい時代の潮流は、ある日突然ガラリと変わるのではなく、五年、十年もの長い年月をかけて徐々に芽を出すものである。その意味では、序論でふれられている「二十一世紀の日本が生まれ変わる十のイメージ」を読むだけでも、次代に生き残るためのヒントがつかめるはずである。
●はじめに(序論) なぜ、いま「Re-Boot」なのか
●第1章(経営) ドットコム企業の明日を読む
●第2章(情報) 日本でITが進まないほんとうの理由
●第3章(行政) よい公共事業・悪い公共事業
●第4章(外交) 戦略なき外交が日本を滅ぼす
●第5章(教育) オールクリアにしてゼロから発想せよ
内容説明
日本がもう一度「輝き」を取り戻すために、すべての既成概念を見直せ。
目次
はじめに 序論―なぜ、いま「Re‐Boot」なのか
第1章 経営―ドットコム企業の明日を読む
第2章 情報―日本でITが進まないほんとうの理由
第3章 行政―よい公共事業悪い公共事業
第4章 外交―戦略なき外交が日本を滅ぼす
第5章 教育―オールクリアにしてゼロから発想せよ