出版社内容情報
IT（情報技術）を駆使した、マーケティング、販売・営業、生産・物流、組織の戦略を勝ち組企業の事例をふまえてわかりやすく詳説。 ITはナマモノである。毎日の新聞には、新しい技術やアイデア、そしてビジネスモデルが溢れ、昨日の情報は瞬く間に色あせる。鮮度の要求されるテーマである。しかし、経営は違う。経営では経験・蓄積が重要となる。したがって本当に理解すべきなのは、ITそのものというより、IT経営の「コンテクスト」??全体観である。本書は、こうした観点からIT経営の基礎知識とともに、一歩踏み込んだ経営戦略、マーケティング戦略、販売･営業戦略、生産･物流戦略、組織戦略についても解説。もし部品発注をインターネットで行うようになったという場合、「発注先がオープン化されたかどうか」「リベートなどの取引慣行が改革されたかどうか」「発注から納品までの期限はどれだけ短縮されたのか、またこの短縮に最も貢献したプロセスはどこなのか」まで、豊富な事例で重要ポイントを解き明かす。今までのIT経営解説書に物足りなさを感じていた経営者層待望の一冊！ ●序章 IT経営はビジネスモデルを変革する ●第1章 IT時代の経営戦略 ●第2章 IT時代のマーケティング戦略 ●第3章 IT時代の販売・営業戦略 ●第4章 IT時代の生産・物流戦略 ●第5章 IT時代の組織戦略
内容説明
現在はさしずめＩＴブームの時代であり、ようやくそのピークを過ぎたようにも思われる。ブームはいつか沈静化する。ただしＩＴについては、ブームの沈静化は、「消滅」よりむしろ「浸透」を意味するものとなるだろう。ＩＴが「ナマモノ」から「必須の教養」、あるいは「知識のインフラストラクチャー」に変わるということである。本書が、読者のＩＴに関する知識のインフラ形成にいささかでも役立てば幸いである。
目次
序章 ＩＴ経営はビジネスモデルを変革する
第１章 ＩＴ時代の経営戦略
第２章 ＩＴ時代のマーケティング戦略
第３章 ＩＴ時代の販売・営業戦略
第４章 ＩＴ時代の生産・物流戦略
第５章 ＩＴ時代の組織戦略
