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提督と参謀

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569612157
  • NDC分類 397.21
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  元海軍航空参謀の著者が、今こそ語る25人の提督と参謀の真実の姿。著者の戦争体験の集大成として描く、昭和海軍の内実を正しく伝える書。  元大本営海軍参謀である著者は、本書で取り上げた提督参謀のほとんどに面識があり、中には共に戦った人もいる。その著者が言う“著名な提督と参謀に関する図書では彼らが極めて優秀であったかのように書かれている。それなら、なぜわが海軍は敗れたのか”??。その原因は防衛庁研究所が編纂した102冊の『戦史叢書』に歴史学者が参加していなかったため、作戦の歴史的位置付けや重要な史実が省略されており、つくり話が史実であるかのように伝えられていることにある。本署は、著者が勇気を持って25人の海軍リーダーの真実の姿を描いている。取り上げた人は、米内光政、山本五十六、嶋田繁太郎、豊田副武、古賀峯一、近藤信竹、南雲忠一、塚原二四三、井上成美、草鹿任一、小沢治三郎、伊藤整一、栗田健男、山口多聞、宇垣纏、角田覚治、福留繁、大西瀧治郎、田中頼三、高木惣吉、黒島亀人、富岡定俊、高田利種、神重徳、源田実。海軍を正しく知るための書。  ●第1章 大東亜戦争の経過 ●第2章 25人の提督と参謀??米内光政、山本五十六、嶋田繁太郎、豊田副武、古賀峯一、近藤信竹、南雲忠一、塚原二四三、井上成美、草鹿任一、小沢治三郎、伊藤整一、栗田健男、山口多聞、宇垣纏、角田覚治、福留繁、大西瀧治郎、田中頼三、高木惣吉、黒島亀人、富岡定俊、高田利種、神重徳、源田実 ●補章 提督と参謀とは

内容説明

日本海軍の運命を決定したリーダー25人の真実。

目次

第1章 大東亜戦争の経過(開戦までのいきさつ;開戦から昭和十九年半ばまで;敗戦処理の時期)
第2章 二五人の提督と参謀(米内光政―偉大な人物;山本五十六―世界的な名将;嶋田繁太郎―大臣、軍令部総長の重責を果たせず;豊田副武―悲劇の闘将;古賀峯一―不運な提督 ほか)
補章 提督とは参謀とは(提督にもいろいろあった;参謀とは;優秀な指揮官が少なかった理由)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ayano

1
この本で取り上げられている方は米内光政、山本五十六、島田繁太郎、豊田副武、古賀峯一、近藤信竹、南雲忠一、塚原二四三、井上成美、草鹿任一、小沢治三郎、伊藤整一、栗田健男、山口多聞、宇垣纏、角田覚治、福留繁、大西瀧治郎、田中頼三、高木惣吉、黒島亀人、富岡定俊、高田利種、神重徳、源田実(敬称略・登場順)。 第1章は大東亜戦争の経緯、第2章で各人の詳細、補章で提督とは参謀とはが述べられている。 各人について端的に述べられているのでこの本を読んで、関心のある人について別の本で深く読む…という読み方もできると思う。2010/03/11

夢仙人

1
知っている提督及び参謀は40%ぐらいであった。大変面白かったが、日本海軍が真珠湾及び英国戦艦プリンスオブウエールズを航空兵力によって撃破し、世界の嚆矢となったのに、その後は大鑑巨砲主義に戻ってしまった原因についてもう少し記述したほしかった。2011/11/17

井新

0
著者の奥宮氏、この本で紹介されている人物のほとんどに会ったことがあるという・・・。すごいな。読んで気になったのは、黒島亀人かな。「変人参謀」興味がある。2017/07/07

Ayano

0
各人についての詳細は第2章で、第1章では大東亜戦争の経過、補章では提督とは・参謀とはが述べられている。著者の奥宮正武氏と各人とのエピソードなども盛り込まれており、人間味を感じられる内容になっていると感じた。各人について端的にまとめられているため、この本を読んで関心がある人物について別の本で深く読むという…という流れにもできるのではと感じた。裏表紙もこの著書に登場する提督と参謀の写真になっている。

まふ

0
米内光政から山本五十六に始まり、源田実に至るまで、主として提督と称される人々25人の太平洋戦争における功罪を論じたものである。内容的には繰り返しの部分が多く、全体として平板。著者が言いたかったのは事実を基とした評価が各将軍に対してなされていない嫌いがある。というところであろう。栗田中将、山口多聞少将がむしろ評価されていいのに比し、小沢治三郎中将は評価が高すぎる、というところである。他は常識的に述べられている。読み飛ばした感もあったが、印象に残らない本である。2000/08/27

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