出版社内容情報
何が人間的魅力を醸し出すのか。生き方に独自の「美学」を持つ著者が、その答えを模索しつつ紡ぎ出した285の言葉。 何が人間的魅力を醸し出すのか。生き方に独自の美学をもつ著者が、作家生命を賭けて、その答えを紡ぎ出す。▼「いきなりだから、面白いんだ、人生ってやつはな」「癖が幸運を呼ぶ。そういうこともあるもんさ」「わかり合うために、必要なのは長い時間ではない。十年でもわかり合えないやつもいれば、五分でわかり合えるやつもいる」「喧嘩ってのはな、眼を開いているかどうかなんだ。相手をちゃんと見てりゃ、負けねえ」「人間ってのは、多少の毒は喫ってた方がいいんだ。躰を、毒に馴らした方がな」「生きている人間の気持ちってやつは、変るもんですよ。死んでいった人間の気持ちだけが、いつまでも変らずにある」「人生は、引き換えることで成立していると思わんかね。愛情と金を引き換える。出世と良心を引き換える。名誉と友情を引き換える。人間は、引き換えるものを沢山持って生まれてくるのさ」ほか280の言葉。▼人の本質に迫った名言をあなたに……。
内容説明
何が人間的魅力を醸し出すのか。生き方に独自の「美学」を持つ著者が、その答を模索しつつ紡ぎ出した２８５の言葉。
目次
第１章 男が勝負を賭ける時
第２章 友情のあかし
第３章 余白を埋めるモノたち
第４章 男というもの
第５章 いい男の鉄則
第６章 女というもの
第７章 男と女のシーソー・ゲーム
第８章 生きるということ
第９章 死に寄り添うか、運を拾うか
第１０章 人生の醍醐味
第１１章 人間、この不可思議な存在
付章 解説＆ブックガイド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハヤカワショボ夫
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尊敬する北方謙三氏の本で面白そうだったので読んだが、あまり読んだことのない小説のセリフの抜粋で背景が分からなくて雰囲気だけ愉しむような本であった。エッセンスが凝縮されているので面白いとは思いますが、もう少し本編を読んでからの方がより面白いと思うのでもうちょっとして再読したいと思います。【図】☆2014/12/27
takehiro
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本の中から抜粋した名言集。心に突き刺さる文章目白押しです。2011/11/19
