勝負の美学

勝負の美学

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569607610
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

  スポーツとは「政治」である! 二つの<かけひき>の世界に精通した国際政治学者がその透徹した眼で一刀両断していく異色コラム集。  「力士は二字口でチリをきって土俵に上がる。それは、身に寸鉄も帯びておりませぬ、素手素足で相撲(素舞)いたしまする、というルールを様式化したものにほかならない。テーピングをした手で張るのは『身に寸鉄を帯び』たことになり、明らかにルール違反ではないのか……。 国際政治学者として、激動する21世紀の世界を読み解いてきた著者。本書では、「政治」とは異なるように見える「スポーツ」の世界を、その透徹した眼で両者に共通する<勝負=かけひき>と<美学>をキーワードに論じる。 国際政治を見る上で著者が常に心がけてきた現実主義の立場??冷静で客観的な眼で現実を直視する姿勢、世の常識を尊重した判断、自らに忠実に、信じるところを勇気をもって語る、という信念でスポーツを見ると、どのような問題点が浮かび上がるのか? 『東京中日スポーツ』に好評連載中のスポーツをこよなく愛する国際政治学者の洒脱な辛口エッセイである。  ●黙る ●学生テニス ●堕落 ●マラソン ●ドンマイ ●国技 ●甲子園 ●近代化 ●結果責任 ほか

内容説明

スポーツには勝敗以上に大切なものがある、国際政治学者の異色エッセイ。

目次

黙る
学生テニス
フットボール
東慶戦
総合
闘牛
堕落
フェア
お黙り
品格〔ほか〕

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