出版社内容情報
現在の地球があるのは、大昔、宇宙の彼方から彗星が水と生命の種を運んできたから。まるで神の手のように……。知的興奮を誘う科学読物。 1999年7の月も無事に過ぎ、どうやらノストラダムスの予言も不発に終わったようだ。空から降ってくるというアンゴルモアの大王について、かまびすしい議論が展開されたが、結局は何も降ってこなかった。 しかし、だからと言って、彗星や小惑星の衝突の危険がなくなったわけではない。いったんそのような事態になれば、地球は間違いなく滅亡する。 著者のデイビッド・H・レビーは著名な天文研究家である。名前からもわかるように、あのシューメーカー・レビー第9彗星の発見者である。1994年に木星に衝突したこの彗星は、まだ記憶に新しい。生々しい爆発の様子が分解写真でとらえられていた。 本書はこうした彗星の破壊者としての一面のみならず、創造者としての側面にも光を当てている。すなわち、悠久の宇宙を旅しながら惑星にアミノ酸=生命の源を植えつける使者としての役割である。壮大な宇宙のロマンをわかりやすい語り口で解説した科学読み物。 序.夜空の幻想的な訪問者 1.「ちり」から「ちり」へ 2.四〇億年前 3.彗星と生命の起源 4.三〇億年前 5.六五〇〇万年前 6.彗星は両刃の剣 7.地球の最初の冷戦 8.彗星が現れる時 9.夢のフィールド 10.標的は地球 11.三つの小さな天体 12.私たちの銀河系の生命を探索する 13.そう、ヴァージニア、彗星は惑星にぶつかるんだ 14.最後の日のための処方箋 15.エピローグ
内容説明
人類は彗星の子供達だった!ある時は生命の種を撤き、また破壊しながら悠久の空間を飛び続ける“宇宙の旅人”―彗星とは神の使者なのか。1994年、木星に衝突したシューメーカー・レビー第9彗星の発見者が語る、興味尽きぬ科学読み物。
目次
夜空の幻想的な訪問者
「ちり」から「ちり」へ
40億年前
彗星と生命の起源
30億年前
6500万年前
彗星は両刃の剣
地球の最初の冷戦
彗星が現れる時
夢のフィールド〔ほか〕



