出版社内容情報
チームに対する強い意識を持て、シンキングスピードが相手を制す。弱体化した日本ラグビーを闘う組織、選手に改革した理論のすべて! ボロボロのラグビー日本代表チームを「闘う集団」に変えた組織論、人材育成論のすべて。 約三年前、監督に就任した著者。しかし、代表選手にはやる気もなく、正しいパスの仕方も知らなかった。そこから著者の闘いの日々が始まった。 まず、データを使って選手の自発性を高めた。著者の指導論は従来の日本型チームプレーに個人を当てはめるのではなく、自ら考え、判断する選手を育て、どんな状況をも突破する選手を育てることにある。 これはスポーツの話のみならず、現在の日本企業の失速も、自発性が乏しく新しいものを創造することが出来ないからだと言う。 著者のリーダー論は、あらゆる指導論と一線を画す。 例えば、●コーチは「伝統継承型」から「知識創造型」へ ●ミスをカバーするのではない。ミスしないのがチームワーク ●情報は、選手を伸ばすためにある等々。 また、ワールドカップは進化へのステップであると断言する。 ビジネスマン、管理職必読の一冊! ●序章 世界で勝つために何が必要か ●第1章 「進化する組織」への改革 ●第2章 自分で考え、判断する「最強の戦力」を育てる ●第3章 選手自ら動くとき、組織が変わる ●第4章 弱者が強者に勝つための知略 ●第5章 情報は人を活かすためにある ●第6章 スポーツが変われば、社会が変わる
内容説明
命令しなければ、人は動く。ワールドカップが、さらなる成長への教訓を与えてくれた。自分で考え、判断する選手が育ったとき型を超えた最強の組織が生まれる。
目次
序章 世界で勝つために何が必要か
第1章 「進化する組織」への改革
第2章 自分で考え、判断する「最強の戦力」を育てる
第3章 選手自ら動くとき、組織が変わる
第4章 弱者が強者に勝つための知略
第5章 情報は人を活かすためにある
第6章 スポーツが変われば、社会が変わる