出版社内容情報
明治より甦った七人の元帥の指揮で米太平洋艦隊を壊滅させた日本軍。だが米国、そして欧州でも、かつての名将たちが復活を遂げていた。 1934年(昭和9年)3月、東郷平八郎が己の命と引き換えに行なった「転生の神事」によって、日露戦争を勝利に導いた七人の元帥??児玉源太郎、秋山好古、秋山真之、広瀬武夫、福島泰蔵、橘周太、山本権兵衛??が復活した。「大和」を凌ぐ巨体と、実に53センチ口径の主砲を擁する超弩級航空戦艦「三笠」に登舷した秋山真之は、独立第八艦隊を率い、七段構えの戦法をもって米艦隊を壊滅させ、ハワイを制圧する。ナチスが欧州を席捲し、イギリスがアメリカの力を借りてその阻止を図るなか、米本土上陸をうかがう日本軍は、まず手はじめにパナマ運河の破壊を決断する。だが一方で、米海軍監督ニミッツは、ハワイ奪回のため、秘密裡のうちに開発を進めていた幻の氷山空母「ハバクック」を出撃させた。また、そうした情勢の陰に、もう一つの大きな蠢きがあった。なんとアメリカでも、かつての名将たちが復活しつつあったのだ。今、日米の真の戦いが始まった。 ●覚醒めなん いざ ●アナスタシア ●サムソンとマハン ●Z計画 ●遥かなるパナマ ●憂秋鬱日 ●抜錨
内容説明
欧州を席巻するナチス。大国アメリカの力をかりてその阻止を図るイギリス。一方、ハワイを制圧して米本土上陸をうかがう日本軍は、秋山真之の秘策でパナマ運河破壊を決断する。米海軍提督ニミッツはハワイ奪回のため秘密兵器「永山空母」を出撃させ、日米激突の幕は切っておとされた。長編架空戦記浪漫。
-
- 電子書籍
- 【フルカラー】美少女が僕らに「死ね」と…