出版社内容情報
句読点の打ち方から絶妙な比喩の使い方、文体の磨き方まで、名文に学ぶ文章上達のテクニックと考え方。日本語の力を実感する一冊。 ふとしたはずみで考えついたように見える表現も、気づかぬうちにいつかどこかでその種を手に入れていたはずだ。生きた文化遺産とも言うべき名文を手本としながら、そこからさまざまな表現法や生きた文章力を学び取るのは、やがて名表現が飛び出す土壌としての潜在知識を豊かにするためなのだ。 「読まなければ始まらない」<わかりやすい表現>、「手を抜くと文が長くなる」<文の長さ>、「心の風景をのぞかせる」<比喩表現>、「望遠レンズで迫力を」<誇張表現>、「ギュッと締めて、フワッと放す」<結び>、「譲れない文体の熟すまで」<スタイル>など、文章を書く上での基本的な作法、効果を高めるさまざまな表現技術、そして文章の奥にいる人の気配を映し出す表現の形と心??そういった広範な文章術のエッセンスを簡潔に盛り込み、事典ふうにまとめた一冊。実用に役立つ総合的な文章作法事典である。
内容説明
いい文章を書くために。中村流名文論のエッセンスをこの一冊に。表現技術論や文体分析の成果を結集した実用に役立つ総合的な文章作法事典。
目次
1 文章をはっきりと―書く(読まれなければ始まらない―わかりやすい表現;誤解の芽を摘む―あいまいな表現;関係は書き手がつくる―文と文との接続 ほか)
2 表現をゆたかに―練る(サスペンスをつくりだす―情報待機;上りと下りは勢いが違う―漸層・漸降;計画的に取り乱す―倒置表現 ほか)
3 文体をしなやかに―磨く(もう読まずにはいられない―書き出し;ギュッと締めて、フワッと放す―結び;カメラワークを意のままに―視点 ほか)




