「理数教育」が危ない!―脱・ゆとり教育論

  • ポイントキャンペーン

「理数教育」が危ない!―脱・ゆとり教育論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 167p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569605968
  • NDC分類 375.4
  • Cコード C0037

出版社内容情報

  学力・思考力の低下の元凶は「ゆとり教育」であるとし、国や教育行政のあり方を含め、日本再生の道を教育者の立場から具体的に説く。  昭和52年の「ゆとり教育」導入以来、日本の理数教育は急速に衰退していると、具体的データを基に著者は指摘する。例えば、中学で学ぶ化学式は、30年間で5分の1に激減、日本人の科学知識は、サミット参加7カ国中最下位である。他にも例をあげ、「技術立国・日本」の地位がいかに危ういものであるか、また、今こそ「ゆとり教育」を廃し、教育ビッグバンを起こさせなければ日本の将来はないと警鐘を鳴らす。 著者は、九州松下電器での新製品開発エンジニアを歴任、現在は、塾生数一万人を超え、科学実験教室や読書作文などを取り入れたユニークな教育を実践している西日本トップの合格実績を誇る私塾『英進?』の館長である。 本書は、日本の子どもたちの素質や能力が低下しているわけではないのに無気力・無知・無節操な若者が増大している最大の元凶を公教育の実態にあると指摘し、国や行政のあり方までを含め、日本再生の道を示唆する現実的教育論である。  

内容説明

方程式の解けない中学生が増えている!新製品開発エンジニアとしての16年、私塾教育現場での20年、その体験をもとに、膨大なデータで検証しつつ解き明かした、驚くべき公教育の実態とその改革提言。

目次

第1章 「ゆとり教育」の悲劇―このままでは日本が危ない(迫り来る2002年の教育危機;失敗に終わった「ゆとり教育」;十年間で学力が15パーセントもダウン ほか)
第2章 厳しい環境で人は育つ―英進館の教育論・方針(全人教育が人づくりの基本;成績は努力に比例して伸びる;結果ではなくプロセスが大事である ほか)
第3章 日本再生には、理数教育の復権を―二十一世紀へ向けての提言(二十一世紀は少子高齢化の厳しい社会;日本の衰退を救う理数教育の再生;若者の理数離れを食い止めよう ほか)