出版社内容情報
賃金未払い、サービス残業など労働環境の悪化にどう対応すればいいのか。知らないと損をする労働法の必要知識をわかりやすく解説。 現在の日本は、経済的にも、社会的にも大きな変革期を迎えており、働く人にとって、会社や職場が常に安泰とはいえない時代である。いつ何時、配置転換や賃金カット・不払い、最悪の場合は解雇や倒産といった窮地に追い込まれるかわからない。しかし、多少でも労働法の知識があれば、たとえそうした事態に陥った場合でも、会社から一方的に理不尽なことをされて、泣き寝入りすることだけは避けられる。本書は、「働く人」を守る立場から労働法を解説。「売上げ目標を達成できなかったことを理由に解雇されました。認められますか?」「リストラで解雇されたのですが退職金が払われません。どうしたらいいでしょうか?」「失業したら、誰でも失業保険給付をもらえるのですか?」などQ&A形式で、まったく労働法の知識がない人でもわかるように、必要な知識と対応策をお教えする。1999年4月施行の法改正を含んだ、自分と家族を守る一家に一冊必備の書。
内容説明
大きな変革期を迎えている日本社会において、解雇、企業倒産、出向、賃金カット、賃金不払い、男女差別取扱い、失業中の生活費確保等々、働く人の心配の種はつきません。本書は、会社にくらべて弱い立場にある「働く人」のために、労働法がどのように働く人を守ってくれるのかを具体的なケースでわかりやすく解説しています。自己責任時代を生き抜く武器として誰にでも役立つ一冊。1999年4月から施行される法改正にも完全対応。
目次
第1章 解雇・退職に関するQ&A
第2章 就職に関するQ&A
第3章 賃金に関するQ&A
第4章 労働時間、休日・休暇に関するQ&A
第5章 人事異動に関するQ&A
第6章 懲戒処分に関するQ&A
第7章 女性労働・育児・介護に関するQ&A
第8章 雇用保険・労災保険に関するQ&A
第9章 パートタイマー・派遣社員に関するQ&A
第10章 労働組合・労使トラブルに関するQ&A