PHP新書<br> 「格付け」の経済学

PHP新書
「格付け」の経済学

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569604664
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C0230

出版社内容情報

  ムーディーズ、S&Pなど日本の企業経済への影響力が注目されている<格付け>と<格付け会社>。その理論と実際、社会的背景を易しく解説。  1997年春からのアジア諸国の通貨下落、同年11月の北海道拓殖銀行・山一證券の破綻など、一連の金融危機の中で、にわかに注目を集めるようになった、ムーディーズ・S&Pなどの<格付け>と<格付け機関>。最近ではまた、日本国債も格下げされ、その妥当性をめぐって議論が起こった。 自由競争が行われる資本市場のグローバル化が進む中、債券・預金・保険などの償還の確実性を表す<格付け>は、企業のみならず国家経済にまで、急速にその影響力を増しつつある。 本書では、日本ではまだ歴史が浅く、正確な情報の乏しい<格付け>の仕組みや社会的背景を、第一人者が分かりやすく解説する。 本書の主な内容は以下の通り。 ●序章…格下げと金融不安の「負の循環」 ●第1章…格付けとは何か ●第2章…アメリカ型格付けの歴史と背景 ●第3章…日本における格付けの現状と可能性 ●第4章…格付けのプロセス ●終章…ビッグバンと日本の金融資本市場  

内容説明

アジア諸国の通貨下落、北海道拓殖銀行・山一証券の破綻など、一連の金融危機の中でにわかに注目を集めるようになった、ムーディーズ・S&Pなどの「格付け機関」。自由競争が行われる資本市場のグローバル化が進む中、債券・預金・保険などの償還の確実性を表す「格付け」は、企業のみならず国家経済にまで、急速にその影響力を増しつつある。本書では、日本ではまだ歴史が浅く、正確な情報の乏しい「格付け」の仕組みや社会的背景を第一人者が分かりやすく解説する。

目次

プロローグ 格下げと金融不安の「負の循環」
第1章 格付けとは何か
第2章 アメリカ型格付けの歴史と背景
第3章 日本における格付けの現状と可能性
第4章 格付けのプロセス
エピローグ ビッグバンと日本の金融資本市場

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

14
格付けとは何かからはじまる,格付け入門書。1999年出版の本であるため,財務省ならぬ大蔵省と書いているところに時代を感じる。リーマン・ショックの記述もなし。格付けの歴史,日本の受容について論じているところが興味深い。格付けのプロセスについて具体的な社名などをあげながらも,入門者向けにその概観をしめすことにとどまっている。次はもう少し専門的な本を読みたい。2019/06/14

Naota_t

0
格付けとは何ぞや、と満遍なくシステマチックに解説している。 以前読んだ『「格付け」市場を読む』(2004、光文社、岩崎博充)と内容は大きく遜色はなく、“格付け”に対する正しい知識が分かる手引書です。2013/06/30

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