2001年・感染症の恐怖

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2001年・感染症の恐怖

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569603940
  • NDC分類 493.8
  • Cコード C0030

出版社内容情報

  人類が滅してしまったと思っていた様々な感染症が、今、新たな恐怖を呼び起こしている。その恐るべき実態を最新資料で解明する。  結核・新型インフルエンザ・O157・MRSA・エボラ出血熱……。ここ数年、感染症の集団発生の報道が、マスコミをにぎわせている。近代医学が、勝利をおさめたと思われていた細菌・ウイルスなどが、また、人類に襲いかかって来たのだ。 原因は大きく言って二つ。第一は耐性菌の存在である。劇的な効果を上げてきたワクチン類に対して、耐性菌が生まれ始め、現在、多剤耐性菌の中には、一切の薬が効かないものも生まれている。結核による死亡者の急増などは、これが原因である。二つ目の原因は、人間による急速な自然破壊である。未知の森林の中で他の生物と共生していたウイルスが、人類の侵入によって生存を脅かされ、突然人に襲いかかる。アフリカの奥地でサルと共生していたエボラウイルスが、人類に感染したのは象徴的な例である。 21世紀は、人類と感染症の新たな戦いが始まる。その中で私たちはいかにして身を守るのか。今、必読の書といえよう!  

内容説明

結核・新型インフルエンザ・O157・MRSA・エボラ出血熱…感染症との闘いに勝利を得たはずの現代医学は、再び敗北の危機に直面している。

目次

第1章 現代医学の「挫折」
第2章 結核―日本最大の感染症
第3章 感染症の「現場」(病原体とのドラマ;O157の教訓;食中毒の現場;ヘリコバクター・ピロリと日本人;新型インフルエンザ―最悪のシナリオ;ウイルス性肝炎と「ひび割れた壺」;さまざまな憂い)
終章 二十一世紀の子供たちへ

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