PHP新書<br> 漢字の社会史―東洋文明を支えた文字の三千年

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漢字の社会史―東洋文明を支えた文字の三千年

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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569603643
  • NDC分類 821.2
  • Cコード C0280

出版社内容情報

  字源や歴史が奥深い文字=漢字。古代中国統一と漢字成立の意外な関係、どのように東アジアに広がったかなど、漢字と人間社会の奥深い歴史。  文字は文明の乗り物であり、東洋の文明を動かしてきた原動力は「漢字」にほかならない。三千年にわたり、一貫して表意文字体系を維持する唯一の文字=漢字。字形だけで意味を伝達できる強烈な伝播力を背景に、東アジア一帯に展開した「漢字文明圏」も、アヘン戦争を契機にその勢力を失いはじめた。人々は文字を何に何のために書いてきたのか? 「漢字文明圏」はどこへいくのか? コンピューターと漢字の問題はいかに解消できるのか? 本書は、漢字研究の第一人者が、驚異の文字・漢字のパワーと可能性を探るものである。内容は、「漢字誕生伝説」「最古の文字記録」「神の文字から人間の文字へ」「古代におけるあこがれの職業・書記」「国家と行政と文字」「神代文字は後世の偽造」「最古の文字学書」「蔡倫造紙伝説」「王羲之の果たした役割」「21世紀と漢字」など。 三千年前の中国人が作ったアイコン(icon)という著者が迫る<文字と人間の歴史>。  

内容説明

「三千年の歴史」と「強烈な伝達力」驚異の文字・漢字のパワーと可能性。

目次

第1章 文字と古代国家(神聖な文字;記録の素材と内容 ほか)
第2章 国家と行政と文字(国家統一書体の完成;行政の現場から ほか)
第3章 規範の確立(紙の登場と印刷の時代;王羲之の果たした役割―書家と文字規範 ほか)
第4章 東アジアの文字事情(漢字を媒介とした文化圏;古代日本と漢字 ほか)
終章 二十一世紀と漢字

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カネコ

0
2009/05/09

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