出版社内容情報
仏教とは何か。悩める現代人にどんな癒しを与えてくれるのか。深い智識ととらわれのない視点から仏教の本質と魅力を平易に説き明かす。 いくら強いゴムでも限界まで引っ張るとちぎれてしまう。それと同じようにがんばりすぎる生き方をしていると、いつか破綻がくる。経済一辺倒でやってきた日本の現代社会も、いまその意味で行き詰まりを見せ、新たな本当の人間らしい生き方が求められている。では、どうやって生きていけばいいのか？ その答えのヒントを、本書は仏教の周辺知識を織り交ぜながら教えてくれる。「仏教で何が救われるのか」「死後の世界はあるのか」「ほとけさまに願い事をすれば、かなえてもらえるのか」といった素朴な疑問から、仏教の基本理念、般若心経の教えまでを、読みやすい文体で、ひろさちやが解説する。 この教えに耳を傾ければ、もっとゆったり、もっとのんびり、そしてもっと楽しく生きることが実感できるだろう。これからの時代にピッタリな仏教で学ぶ人生の一冊。
内容説明
人生の真実と幸福は、自分自身の中にある。穏やかに生きるヒントもそこにある。―２１世紀に通じる仏教の本。
目次
第１章 仏教全般について教えてください（お釈迦さまは、どのような人生を送られたのですか？；お釈迦さまは、なぜ出家し、何を伝えたかったのですか？；大乗仏教と小乗仏教のどちらが本当の仏教ですか？ほか）
第２章 仏教に関する知識を教えてください（仏教でいう「此岸」と「彼岸」とは何ですか？；仏教の教えの一番の基本は何ですか？；一番役に立つ仏教の教えとは何でしょうか？ ほか）
第３章 仏教の「知恵」について教えてください（死後の世界は、本当にあるのでしょうか？；仏教の輪廻思想とは何ですか？；死後の世界が怖くなくなる方法があるのですか？ ほか）
第４章 やすらかでおだやかな生き方を教えてください（この世に「生まれる」ことは、どのような意味を持っているのですか？；怠けたいと思うのは、人間の自然な思いでしょうか？；生きていても苦しいときは、どうすればいいのでしょうか？ ほか）
