出版社内容情報
18年間続いた保守党支配を終わらせたブレア首相。成熟国家が目指す新産業国家像、政治社会大改革の内容、EUとの今後などを探る。 サッチャリズムの功罪を超えて、真の「豊かさ」の再生を目指す、ニューリーダーの新たなる挑戦とは!? 「イギリスはもっと良くなれるはずだから」??印象的な声明と共に颯爽と登場した労働党・ブレア首相。かつて「老大国」を再生させたサッチャリズムは一方でエリート層と下層の格差を拡大させた。これに対して若きニューリーダー・ブレアが目指すのは、国民全体の能力の底上げ、および自立と自信の回復である。 本書の内容は、第1章「ブレアの登場とニュー・レイバー(新労働党)」、第2章「新産業主義への道」、第3章「教育大改革と社会再生への道」、第4章「福祉のニューディール」、第5章「地方分権の推進とロンドン市の再生」である。 技術革新と教育を最優先するブレアの<福祉のニューディール><新産業主義>をキーワードに成熟国家が目指す新産業国家像、政治社会改革の内容、EUとの今後などを展望。イギリス好調の所以を分析。
内容説明
「イギリスはもっと良くなれるはずだから」―印象的な声明とともに颯爽と登場した労働党・ブレア首相。かつての「老大国」を再生させたサッチャリズムは一方でエリート層と下層の格差を拡大させた。これに対してブレアがめざすのは、国民全体の能力の底上げ、および自立と自信の回復である。技術革新と教育を最優先するブレアの「福祉のニューディール」「新産業主義」をキーワードに真の「豊かさの再生」を展望する。
目次
第1章 ブレアの登場とニュー・レイバー
第2章 新産業主義への道
第3章 教育大改革と社会再生への挑戦
第4章 福祉のニューディール
第5章 地方分権の推進とロンドン市の再生
感想・レビュー
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井上岳一
jj
けーすけ