幕末暗殺

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幕末暗殺

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  • サイズ A5判/ページ数 286p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784569602929
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

  幕末という時代を、桜田門外の変に始まる暗殺史を通して検証する。『新選組』『坂本龍馬』に続く、「黒鉄歴画」幕末シリーズの第3弾!  ベストセラーとなった『新選組』、『坂本龍馬』に続く、「黒鉄歴画」幕末シリーズの第3弾。今回のテーマは暗殺である。桜田門外の変に始まる幕末の暗殺史は、それぞれの事件を単独で眺めては、事件そのものに興味が行ってしまい客観性が非常に弱くなると黒鉄氏はいう。したがって、暗殺という殺人事件を決して美化することなく、客観的に、シュールに、本書は捉えていく。 内容は、まず人斬りといわれた五人の人物、岡田以蔵、田中新兵衛、大楽源太郎、中村半次郎、河上彦斎の血生臭い暗殺歴を描く。それぞれの人生が十数頁で描かれるが、語る内容はかなり深いものになっている。次に、彼らの物語の間に、七十頁にわたって安政から明治初期に至る暗殺劇が連続で描かれる。コミカルな表現を多用し生き抜きの頁になっているが、氏のブラック的ユーモアが存分にちりばめられており圧巻である。繊細かつ大胆な構図も前二作を凌ぎ、さらなる傑作の誕生といえる。  

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

majiro

2
楽しそうに描いてるな~。歴史にもう少し詳しければ、もっともっと楽しく読めただろうになあ。 2013/09/21

zx-sho2

1
☆☆☆★★2011/05/07

0
井伊大老暗殺の桜田門外の変を幕開きに、描きに描いた幕末暗殺事件大集合。中でも全70ページぶち抜き、39件+αの暗殺年譜が圧巻であります。個々の暗殺事件以上に印象深いのは、岡田以蔵・田中新兵衛・大楽源太郎・中村半次郎・河上彦斎ら、それぞれ悲しい最後を遂げる暗殺者群像。締めくくりは最後の将軍徳川慶喜が振り返る江戸幕府の終焉。本書のテーマとはそれほど関わりはないはずですが、これを最後に置いてしまうあたり、黒鉄ヒロシ先生の幕末という時代への強い興味と思い入れがうかがえます。星4つ。2015/09/30

kino

0
中村半次郎についてもっと知りたい。2011/09/13

ipusiron

0
1999/9/19読了

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