出版社内容情報
どうすれば適正在庫が維持できるのか? 棚卸など実際の業務から在庫金額の計算、回転率の見方、効率的なシステム構築までやさしく解説。 在庫は、多すぎれば会社の大切な資金を眠らせ、倉庫代など維持費を増大させる。逆に、少なすぎればせっかくの販売チャンスに出荷できず、売上が減少してしまう。そこで、市場の動向をにらみながら、いかに適正な在庫量を維持するかが、企業にとって利益を捻出する重要なポイントになる。本書は、在庫管理の基本的な仕組みから、在庫量と利益の関係や実際の棚卸のやり方、在庫金額の計算方法、在庫回転率の分析方法、適正在庫のとらえ方、欠品を出さない受発注・入出庫のやり方、コンピュータ・システムによるコストダウン推進まで図表を使ってわかりやすく解説する。また、各項目ごとにポイントを明記し、計算や分析にチャレンジする演習、理解度をチェックできるシートも掲載。巻末のケーススタディでは、在庫管理における問題解決の取り組み方を具体的に学ぶことができる。在庫を減らしたいと悩んでいる経営者から倉庫管理の責任者・担当者まで必読の一冊。
内容説明
在庫は、多すぎれば大切な資金を眠らせ、少なすぎれば絶好の販売チャンスを逸する、企業にとって利益捻出の重要なポイントとなっています。本書では、在庫管理の基本的な仕組みから、棚卸や在庫金額の計算方法、在庫回転率の分析、適正在庫の実現の仕方、システム化によるコストダウンの方法まで図表でわかりやすく解説。各項目ごとにワンポイント解説を入れ、ケーススタディや演習問題も掲載した“使える”入門書です。
目次
プロローグ なぜ、在庫管理が必要なのか?
第1章 まず、在庫をしっかり把握する―在庫は企業の死活を握る!
第2章 棚卸で在庫を確定する―「実地棚卸」と「棚卸資産評価」のポイント
第3章 経営への貢献度を調べる―在庫分析手法のいろいろ
第4章 適正在庫のとらえ方―過不足のない在庫量を保つポイントはここだ!
第5章 欠品を出さない受発注・入出庫のやり方―担当者の日々の仕事
第6章 コンピュータを活用した在庫管理―システム化でコストダウンを推進!