出版社内容情報
傲慢になりアジアを突き放す米国。強力なリーダーによる自力回復で再び繁栄を取り戻せ！ 21世紀経済大競争のシナリオを描く。 アメリカは繁栄を謳歌し傲慢になり、中国と新しい世界秩序を作ろうとしている。ここで大不況を脱し、21世紀のリーダー国の一員として生きるために、今日本は何をすべきか。 本書では、アメリカの世紀の行方を洞察し、日本復活への方途を論じる。 まずはアメリカの状況を「日本・アジアの迷走に『ざまあみろ』がアメリカのホンネ」「ルウィンスキー事件に見るアメリカ国民の堕落」「冷静さを失い“興奮状態”になるアメリカ人」と読む。アジアについては「アジア通貨危機は本当は危機ではなかった」「通貨危機で高まる台湾の存在価値」「誰も怖くて言えない中国・香港発の経済激震」などとコメントする。そして日本の処方箋を「金融危機は勝手につまづいた自力で解決できる問題」「政府の資金捻出には郵政事業や大学を売りに出す」｢今こそ信念、理念、勇気のそろった政治家を」と提示する。 余力の残る日本経済を本当にダメにしないための緊急提言。
内容説明
二流国になるか、リーダー国になるか！？強い日本を創るための緊急提案。
目次
第１部 日本・アジアを突き放した傲慢なアメリカ（国栄え、傲慢になったアメリカのホンネ；ＩＭＦ問題に見る傲慢なアメリカの矛盾 ほか）
第２部 内省するアジア再発展の条件（アジア通貨危機は、本当は「危機」ではなかった；通貨危機の“発震源”タイをめぐる暗雲 ほか）
第３部 無策の日本に突破策を与えよう！（内憂をなかなか解決できない日本のジレンマ；気力、ハリを失った日本人 ほか）
