出版社内容情報
笑うことで病気が治るというのは本当だろうか。本書では、内外の最新データに基づき、笑いと治癒力との因果関係を明らかにする! 「笑い」に治癒力があるか。本書はこの問いについて、20年以上も前から研究している著者が内外の調査結果を踏まえて、わかりやすく解説したものである。ものごとをポジティブに考え、明るく笑って暮らすことが大切であるということは関係者が揃って指摘していることであり、著者も長年の研究結果の末、そうした考えを強く指示するようになったという。実際、抑うつ的にならず、不安を持たず、明るく前向きに生きることが、心筋梗塞のみならず脳梗塞の予防や改善につながり、さらには、がんの治療にも有効であることが明らかになっている。全体の構成は、<序>笑って難病が治った実際例、?笑いの心理を解明する、?笑いを科学する、?笑いとストレス、?笑いと心身症、?がんは笑うと治る、?ターミナルケアと笑い、の6章から成る。本書を読めば、笑いの数だけ元気になる、怒りの数だけ病気になる、ということが実感できる。
目次
序章 笑って難病が治った実際例
第1章 笑いの心理を解明する
第2章 笑いを科学する
第3章 笑いとストレス
第4章 笑いと心身症
第5章 がんは笑うと治る
終章 ターミナルケアと笑い