出版社内容情報
人心掌握、新規事業、管理者の哲学とは何か。著者自らの体験に基づいた経営哲学、手法から、中小企業経営者の現実の質問に応える問答集。 今、日本は戦後最大の危機を迎えており、貸し渋りにより、苦境に立たされている。しかしこの状況で確実に業績を伸ばす会社もある。その経営は何が違うのか。本書では、著者・稲盛和夫と中小企業経営者の経営問答から、成功への要諦を具体的に明らかにていく。『社長業の要諦』の項目として「トップの判断のよりどころとは」「社長業には何が必要か」「経営目標は何を基準に、どのようにして決めるべきか」、『業容拡大の要諦』として「伸びていく社風づくりとは」「社員への利益配分の考え方について」「先行投資の考え方について」、『人心掌握の要諦』として「ナンバー2の要件について」「哲学を共有できる若手の育成をどうするべきか」、『事業継承の要諦』として「中小企業の世襲制は是か非か」「分社化の意義とは何か」などの内容で、現場の悩みに対し、著者自身の経験を踏まえ明確な答えを見出していく。逆風に立ち向かうための企業経営の指南書。
内容説明
逆風に立ち向かうための企業経営の指南書。
目次
序章 盛和塾の実践哲学
第1章 社長業の要諦
第2章 業容拡大の要諦
第3章 人心掌握の要諦
第4章 事業継承の要諦
第5章 新規事業進出の要諦
第6章 経営よもやま話