出版社内容情報
子うさぎは、山のふもとに住む女の子とお友だちになりたいのですが、とてもはずかしがりやさん。声をかけるまでのもどかしさや、心が通じた時の喜びを伝えます。
内容説明
「いっしょにあーそーぼ!」っておもいきってこえをかければおともだちになれるのに、こうさぎは、とってもはずかしがりやさん…。4~5歳から。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
6
いしなべふさこさんの絵の愛らしいこと!山の麓の一軒の家の女の子と、友だちになりたい子うさぎ。山の上から、女の子の家を眺めては、気持ちを膨らませる。気恥ずかしさと引っ込み思案。季節が巡っても、女の子に近づけないうさぎ。まわりのみんなも応援してくれるのに、なかなか一歩を踏みさ出せないもどかしさ。きっかけはハプニング。案ずるより産むが易し。こういう経験をたくさんしながら、子どもはたくましくなっていくのでしょうね。2019/02/24
絵具巻
2
文京区立根津図書館で借りました。2016/05/01
ギラたん
0
2歳10か月、図書館。見ていると、うちのこはお友達に「あーそーぼ」と言ってもらってばかりの模様。声を掛けてくれる友達がいるのは本当に有り難いことだけど、そのお友達に自分から「あーそーぼ」と言える子になってほしいな。年齢的にもまだ難しいかもしれないけど、この絵本で自ら言うというのを考える切っ掛けになれば。2016/06/05
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- 和書
- モスクワ特派員 朝日文庫