出版社内容情報
百歳で大往生した高僧が語る生き方のヒント!
そんなに力まずに、もっとゆっくり生きなさい――百歳で大往生された比叡山天台座主が、明るく、楽しく、たくましく生きる知恵を伝授。
比叡山第253世天台座主であり、高い学識と温かい人柄で、多くの人々に敬仰された著者。「行年百歳」で大往生されて10年、そのわかりやすくて心温まる法話は、今なお輝きを失わない。混迷する現代社会を生きる私たちに、いきいきと毎日を送る知恵をそっと教えてくれる。
▼本書は、「明るく、楽しく、たくましく」をモットーに、著者が実践してきた日常生活の心得を、仏教の考え方を基礎にわかりやすく説き明かしている。「すぐに結果を求めるから目が曇る」「自分のことばかり考えるから悩む」「みんな、何かの役に立っている」など、忙しい日々に追われて苦しくなったとき、思わずハッとさせられる言葉の宝庫である。
▼そんなに力まずに、もっとゆっくり生きなさい――そうやさしく語りかける著者の法話は、今流行の「スローライフ」の先取りでもあった。自信と勇気が芽生えてくる一冊。
▼解説:瀬戸内寂聴。『【完本】生きるよろこびのヒントを改題の上、再編集。
●第1章 人生、明るく生きるちょっとのコツ
●第2章 人生、楽しく生きるちょっとのコツ
●第3章 人生、たくましく生きるちょっとのコツ
内容説明
そんなに力まずに、もっとゆっくり生きなさい―百歳で大往生された比叡山天台座主が、「明るく、楽しく、たくましく」をモットーに、いきいきと生きる知恵をそっと教えてくれます。「すぐに結果を求めるから目が曇る」「自分のことばかり考えるから悩む」など、思わずハッとすることばとの出会い…。きっと、自信と勇気が湧いてきます。
目次
第1章 人生、明るく生きるちょっとのコツ(すぐに結果を求めるから目が曇る;森が魚を育てる;長生きしたい、幸せに暮らしたい ほか)
第2章 人生、楽しく生きるちょっとのコツ(無理をせず自然体で楽しく生きる;人を生かすことで、自分が生きてくる;忙しすぎを喜んでいてはあかん ほか)
第3章 人生、たくましく生きるちょっとのコツ(もっと、大きな欲を持ちなさい;善悪の基準を見つめ直そう;いのちの原点は“母の愛”にある ほか)
著者等紹介
山田恵諦[ヤマダエタイ]
明治28年(1895)兵庫県に生まれる。5、6歳の時に母に連れられて聖徳太子の寺に詣で、修行者の姿に心をひかれ、仏教に憧れた、という。同37年延命寺において出家得度。延暦寺一山の戒光院住職堀恵慶師の弟子となり、「恵諦」の法名を賜る(教え年10歳)。大正9年天台宗西部大学卒業。昭和49年(78歳)、第253世天台座主に上任。「一隅を照らす運動」総裁就任。日本の全宗教が集う日本宗教代表者名誉議長を務め、昭和62年8月の比叡山宗教サミットを主催する。平成元年第6回庭野平和賞を受賞。同5年NHK「ゆく年くる年」において平安遷都1200年と延暦寺根本中堂落慶1200年の意義を訴える。平成6年2月22日遷化。行年百歳
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感想・レビュー
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jupiter68
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