出版社内容情報
仕事や人間関係を円滑にするひと言のちがい。
ひと言のやさしさで人は救われ、ひと言の温もりから明日への勇気が生まれる。仕事や人間関係をスムーズにするひと言のちがいとは……。
「お客さんから言われて一番嬉しい言葉は?」ある時、異なる会社で働く三人のハイヤー乗務員に尋ねてみた。驚いたことに、彼らは揃って「気をつけて」だと答えた。そのひと言で、疲れも一瞬に吹き飛ぶというのだ。
▼そう、ひと言の言葉は、人を勇気づけもするし、傷つけもする。いわば両刃の刃のようなものなのである。
▼本書は、営業現場のリーダーを長年にわたり務めてきた著者が、仕事や人間関係をスムーズにするひと言のちがいとは何かを考察した100のコラム集である。
▼冒頭の「気をつけて」のひと言。深夜、道路もすいている、乗客も乗せていない、ついスピードを出しがちになる……。そんな乗務員を気遣った思いやりが「気をつけて」の中に込められていたのだろう。だからこそ、乗務員の心にも響いたに違いない。
▼これと同様、人に喜びと感動を与えてくれ、チャレンジ精神を掻き立ててくれるようなひと言を、リーダーなら部下にかけてあげたいものだ。
[1]「神様じゃないよ……」
[2]「たったひと言のおかげで……」
[3]礼儀は人のためならず
[4]短い。だから記憶に残る
[5]「私って、わがままですか?」
[6]日本ではまだ早い
[7]OLが輝くとき
[8]「社長も辛かったはずだ」
[9]同じ機嫌の風車
[10]ビジネスマンの臨界期
[11]一人ピグマリオン効果
内容説明
お客さんから言われて一番うれしい言葉は?ある時、異なる会社で働く三人のハイヤーの乗務員に尋ねてみた。驚いたことに、彼らの答えは揃って「気をつけて」だった。このひと言で、なぜか疲れが一瞬に吹き飛ぶという。人は、ひと言のやさしさで救われたり、逆に無神経なひと言で傷ついてしまうものだ。本書は仕事や人間関係をスムーズにする、ひと言のちがいとは何かを考察する100のコラムである。
目次
1 「神様じゃないよ…」
2 「たったひと言のおかげで…」
3 礼儀は人のためならず
4 短い。だから記憶に残る
5 「私って、わがままですか?」
6 「日本ではまだ早い」
7 OLが輝くとき
8 「社長も辛かったはずだ」
9 同じ機嫌の風車
10 ビジネスマンの臨界期
11 一人ピグマリオン効果
著者等紹介
金平敬之助[カネヒラケイノスケ]
1932年、東京生まれ。1956年3月、早稲田大学卒業。同年4月、住友生命保険相互会社入社。1982年7月、同社取締役福岡支社長。1987年4月、同社常務取締役。スミセイ・リース社長を経て、現在、イワキ株式会社監査役。また、ビジネスマン、主婦、教育関係者、小・中学校の保護者など幅広い層に向けて、執筆・講演活動を展開している
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