出版社内容情報
コーチングの高度なスキルを伝授する応用編。
上司が部下に対して効果的な指導力を発揮させるための切り札が「コーチング」。第2弾は応用編として、さらに高度なスキルを伝授する。
上司が部下育成をはかる切り札として、「コーチング」が注目を浴びている。だがコーチングは、上司・部下のタイプや状況により多種多様であり、本来マニュアル化は不可能だという。そのため実際には指導に行き詰まり、思うほど成果が上がらないケースも少なくないようだ。
▼著者によれば、原因はやはりマニュアル重視のあまり、上司が自分流のコーチングスタイルを確立していないことにあると指摘する。そのような観点から本書は、コーチングの基本的な考え方を解説した『「コーチング」に強くなる本』の応用編として、上司が自身の発想や工夫によって、その状況に即応した、より適切な指導法を生み出せることを目的としている。
▼例えば上司が「質問すること=コーチング」というとらわれに陥ったため、質問攻めした結果、逆に部下のやる気を失わせる場面がよく見られるそうだ。
▼静かに見守ることもコーチング、といった見落としがちな視点に気づかされる好著。
[1]ベテランの指導に悩む新任の主任
[2]技術者としてのプライドを活用する
[3]部下からの突き上げに悩む管理職
[4]ひとりよがりのコーチングをする部下
[5]双方向のコーチング
内容説明
上司が部下育成をはかる切り札として、近年「コーチング」がますます注目を浴びている。ところが、現実の職場環境や人間関係においては、マニュアル通りのスキルでは通用せず、行き詰まるケースも少なくない。そこで本書では、基本的な考え方をふまえ、実際の現場で使えるバリエーションに富んだ指導法を、具体的事例から公開する。自分流のコーチング・スタイルが確立できる応用編。
目次
1 ベテランの指導に悩む新任の主任(目標を明確にし、状況を把握する;部下に対するアプローチを工夫する ほか)
2 技術者としてのプライドを活用する(問題解決に消極的な部下;上司どうしで話し合う ほか)
3 部下からの突き上げに悩む管理職(部下の不満を受けとめる;グループ・コーチングで陥りやすいワナ ほか)
4 ひとりよがりのコーチングをする部下(途中で行き詰まってしまった指導;自己評価を受けとめる ほか)
5 双方向のコーチング(一方的に罵倒してしまう父;第三者をコーチにする ほか)
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