出版社内容情報
「遊び」や「戯れ」とともに言葉の意味を理解しよう――。「堅い」「難しい」辞書ではなく、肩肘張らず楽しみながら日本語を学べる本。
『青息吐息』の意味は『青春のさわやかな息?』……これは千人余に及ぶ若者からとった“ことばのアンケート”の中で、実際にあった“珍答”です。こんな間違いするはずないと思う方でも、「自分には誤って理解している日本語など全くない」と言えますか? うっかり間違えて恥をかくからこそ記憶に残ることも、あるのです。
▼本書はそんな“珍答”を、分かりやすいイラストつきで紹介。例えば、『客死』の意味は『お客さんが死んでしまったこと』、『横柄』は『横しまの“がら”』、『勘当』は『勘でズバズバ当てる人』、『相殺』は『おたがいに殺し合うこと』など実際にあった“珍答”を“珍迷くん”に答えてもらい、“正解女史”に正しい用法を講義してもらいます。“一言博士”の小話では日本語にまつわる深い知識が身につき、“ミスター・ブッカム”の日本語クイズでは自分の理解度が判明します。若者から大人まで、読んで笑って楽しんで、賢くなれる一冊です。
●青息吐息
●足固め
●圧巻
●生字引
●勇み足
●色香
●横柄
●送り狼
●面映ゆい
●開口一番
●懐柔
●会心
●甘受
●勘当
●きな臭い
●客死
●牛耳る ほか
内容説明
「青息吐息」の意味は「青春のさわやかな息?」、「客死」は「お客さんが死んでしまったこと?」…こんな間違いしていませんよね。でも普段よく見かける日本語でも、意味を“うっかり”誤って理解するのはよくあること。本書は、そんな間違いをネタに、面白イラストで正しい用法を講義します。“一言博士”の小話や“ミスター・ブッカム”の日本語クイズと一緒に、楽しく日本語を勉強しよう。
目次
青息吐息
足固め
圧巻
生字引
勇み足
色香
横柄
送り狼
面映ゆい
開口一番〔ほか〕
著者等紹介
岳真也[ガクシンヤ]
1947年、東京生まれ。慶応義塾大学大学院卒。西武文理大学客員教授。時代小説『吉良の言い分 真説・元禄忠臣蔵』(KSS出版、小学館文庫)が大ヒット。以後、毎年10冊前後の著作を手がける
向井徹[ムカイトオル]
1929年、東京生まれ。一橋大学卒。長いラジオ局勤めが名コピーに生きる。人よんで“コトバの魔術師”。現在「批評衛星」主幹
深井照一[フカイテルイチ]
1952年、埼玉生まれ。専修大学卒。米国留学、外資系証券会社をへて、現在、翻訳業に専念
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。