出版社内容情報
景気動向、政府の政策から海外取引まで、日本経済の動きを理解するための新聞の見出し、図表の見方・読み方のコツをやさしく解説する。
通勤時間に読める新聞は、忙しいビジネスマンにとって大切な情報源である。ところが専門用語や略語が多く、実際のところ消化不良を起こす人も少なくないようだ。とりわけ日々変動する金融や株価などの記事には、もうお手上げという声を耳にする。
▼そんなビジネスマン諸氏にお勧めしたいのが、効率的な新聞の読み方を提唱する本書だ。著者によれば、そもそも新聞とは「読む」ものではなく「見る」ものなのだという。その手がかりとなる新聞の経済図表や用語を「見る」コツを理解しさえすれば、記事の要点がきわめて短時間に把握できるようになるそうだ。
▼例えば景気の動きが知りたければ、まず景気の状態を把握できる30個の景気指標をつかむこと。それをもとに実際の経済紙面に掲載された景気動向指数の図表を「見れば」、現在の景気がよくなっているか悪くなっているかが、まさに一目瞭然なのだ。
▼こんな経済記事の読み方があったのかと目からウロコの一冊。
[第1章 景気の動き]
●国内総生産(GDP)
●景気動向指数
●ビジネス・サーベイ
[第2章 誰がモノを買っているか]
●消費の動き
●住宅投資の動き
●企業設備投資の動き
●在庫投資の動き
●輸出入の動き
[第3章 誰がモノを作っているか]
●日本経済の供給面
●労働力人口と労働時間
●完全失業率
●稼働率
内容説明
通勤時間に読める新聞は、ビジネスマンの大切な情報源である。ところが専門用語や略語が多く、消化不良を起こす人も少なくないようだ。とりわけ、日々変動する金融や株価等の記事にはお手上げという声を耳にする。著者によれば、新聞は「読む」ものではなく「見る」ものという。本書は、その手がかりとなる経済図表や用語を読むコツを平易に解説した、経済記事アレルギーの克服本である。
目次
第1章 景気の動き
第2章 誰がモノを買っているか
第3章 誰がモノを作っているか
第4章 物価の動き
第5章 誰が儲かっているか
第6章 政府の仕事ぶり
第7章 金融の動き
第8章 海外取引の動き
著者等紹介
滝川好夫[タキガワヨシオ]
1953年、兵庫県生まれ。78年、神戸大学大学院経済学研究科博士前期課程修了。80~82年、アメリカ合衆国エール大学大学院。93~94年、カナダブリティッシュ・コロンビア大学客員研究員。現在、神戸大学大学院経済学研究科教授(金融経済論、金融機構論、生活経済論)
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