PHP文庫<br> お江戸の地名の意外な由来

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PHP文庫
お江戸の地名の意外な由来

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  • サイズ 文庫判/ページ数 345p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569578064
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0121

出版社内容情報

目白があるから目黒もある。意外な地名の由来。

「見附」という言葉がつくのは赤坂だけではない? 目黒があるから目白もある? 現在に残る江戸の地名の意外なルーツをひもとく一冊。

俗に「大江戸八百八町」といわれるが、江戸後期にはそれ以上の町が存在したといわれる。時代劇でお馴染みの与力や同心が活躍する「八丁堀」、現在は都電荒川線の終点になっている「三ノ輪」、フーテンの寅さんで全国的に有名になった「柴又」、お年寄りの原宿としてにわかに注目を集めている「巣鴨」……これらは当時から現在まで残る「お江戸の地名」の代表格である。区画整理などで味気ない町名が増えたとはいえ、東京には、いまも「江戸の香り」を色濃く残している地名も少なくない。本書は、そんな地名の由来を、興味をそそる逸話や伝説などを紹介しつつ、地名のルーツを解説したものである。

▼本書を読んで、想像上の江戸の町を歩くのもよし、実際に本書を片手にその町の界隈を歩いてみるのも面白いだろう。同著者の好評既刊『お江戸の意外な生活事情』を併読すれば、江戸庶民の息遣いがひしひしと伝わってくること間違いない。江戸ファン垂涎の一冊である。

●第1章 地形ゆかりの地名 
●第2章 人名ゆかりの地名 
●第3章 説話ゆかりの地名 
●第4章 武家ゆかりの地名 
●第5章 商人・職人ゆかりの地名 
●第6章 農と漁ゆかりの地名 
●第7章 動植物ゆかりの地名

内容説明

時代劇でお馴染みの与力や同心が活躍する八丁堀、現在は都電の終点になっている三ノ輪、寅さんで全国的に有名になった柴又、「お年寄りの原宿」として有名な巣鴨…。区画整理で味気ない町名が増えてしまったとはいえ、東京には、いまも江戸の香りを残す地名が少なくない。本書は、そんな地名の由来を興味深く紹介した一冊。

目次

第1章 地形ゆかりの地名(岩本町;八ツ小路 ほか)
第2章 人名ゆかりの地名(八代洲河岸;神田佐柄木町 ほか)
第3章 説話ゆかりの地名(霞ヶ関;小石川指ヶ谷町 ほか)
第4章 武家ゆかりの地名(番町;有楽原 ほか)
第5章 商人・職人ゆかりの地名(神田紺屋町;神田白壁町 ほか)
第6章 農と漁ゆかりの地名(日比谷;小網町 ほか)
第7章 動植物ゆかりの地名(桜田;小柳町 ほか)
第8章 故郷ゆかりの地名(鎌倉町;神田金沢町 ほか)

著者等紹介

中江克己[ナカエカツミ]
1935年、函館生まれ。出版社勤務を経て、ノンフィクション作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あーさー

2
タイトルそのままの雑学本。興味深い内容で、テキトーに開いてパラパラっと読むのが楽しいです。2023/10/06

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