出版社内容情報
算数を解くためのコツを楽しみながら学べる本。
小学校の算数はどんな問題も「パターンを知れば」必ず解けるもの。解けたときの喜びを親と子どもで味わえる、苦手科目克服の決定版。
子ども、大人を問わず、世の中に”自分は算数が不得意だ”と思っている人は多いはず。確かに算数は解き方が決まっているので、一度つまずくとなかなか解けない問題があるのも事実です。しかし、算数の楽しみは、一度解き方の「パターン」を覚えると、その「パターン」を利用して、さらに難しい問題が解けるようになることにあります。つまり、どんなに難しい問題にも、必ず解法の糸口があるのです。本書では、小学校で学習する算数の項目を、大きく5つに分けて、それぞれの分野から、ちょっとひねった面白い問題を取り上げてみました。つるかめ算、ねずみ算、旅人算、図形問題……。一見難しそうに思われるこれらの問題も、ちょっとした「解き方のコツ」を知れば、もう大丈夫。難しい問題ほど解けたときの喜びは大きいものです。算数ぎらいの子どもをもつお父さん、お母さん、頭をリフレッシュしたいビジネスマンのお父さん、この本で脳を大いに活性化して下さい。
●1時間目 数のしくみ
●2時間目 計算
●3時間目 文章題
●4時間目 量と測定
●5時間目 図形
内容説明
つるかめ算、植木算、旅人算、仕事算…。子ども、大人にかかわらず、世の中には“自分は算数が不得意だ”と思い込んでいる人は、少なくないはず。しかし、算数はどんなに難しい問題でも解法の「パターン」を知り、糸口さえ見つけだせば必ず解ける。本書は「パターン」を活用した、解くためのコツを数多く紹介している。
目次
1時間目 数のしくみ(十進数のしくみ;小数のしくみ;分数のしくみと計算;○進法のしくみ)
2時間目 計算(たし算とひき算のしくみ;かけ算とわり算のしくみ)
3時間目 文章題(つるかめ算;植木算と仕事算;旅人算・通過算・流水算;その他の問題)
4時間目 量と測定(単位のしくみ・単位の換算;面積の求め方;体積と容積の求め方;角度のはかり方;速さの求め方;割合の考え方)
5時間目 図形(図形の要素;多角形の性質;対称図形;拡大図・縮図;立体の展開図・投影図;立体の断面図;しきつめる形)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。現在、千葉大学講師。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表、全国エネルギー教育研究会座長、全国都市づくり教育研究会座長、上海師範大学客員教授、子どもチャレンジランキング連盟副代表、日本言語技術教育学会副会長、日本教育技術学会会長。また、月刊『教室ツーウェイ』(明治図書)編集長、『教育トークライン』『ジュニア・ボランティア教育』誌(いずれも東京教育技術研究所)編集代表
石川裕美[イシカワヒロミ]
1953年横浜生まれ。東京学芸大学教育学部卒。現在、東京都大田区立田園調布小学校教諭、『女教師ツーウェイ』(明治図書)編集長
遠藤真理子[エンドウマリコ]
1958年東京生まれ。文教大学教育学部卒。現在、東京都中央区立月島第二小学校教諭
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