出版社内容情報
ちょっとしたコツで、上手な作文が書ける本。
作文を書くにはコツがある。書き出しの工夫から視点の移動、文章を生き生きさせる数々の表現を網羅した作文力アップのコツを教える。
小学生で作文の好きな子は20%しかいないそうです。また、大人の中でも文書や手紙など、ちょっと作文を書くことを苦手としている人は案外多いといわれています。なぜなのでしょうか? それは、子どもの時に文章の書き方をきちんと教えてもらっていないのが原因なのです。作文や文章をうまく書くにはコツがあります。例えば、子どもがよい作文を書くためのポイントは書き出しにあります。日時や天気から書くのではなく、心に残ったクライマックスの場面から書き出せば、読み手をひきつけることができるのです。本書では、そうした文章をうまく書くコツを長年教育現場で指導してきた作文の達人が「児童の作文編」と「保護者の作文編」にわけて詳しく解説しています。児童編では行事作文、感想文から国語科答案の書き方を、保護者編では、親が頭を悩ます連絡帳の書き方から中学受験書類の書き方を具体的に紹介しています。「書く能力」が飛躍的に向上する一冊。
[第1部]児童の作文編
●子どもたちが学校で書く作文は行事作文が多い
●日記を書いているクラスはたくさんある
●子どもが児童代表になった時の挨拶文マニュアル
●最近の授業は表現作文がいっぱい
●夏休みの宿題も作文がいっぱい
●作文の基礎・基本のすべてが身につく練習法(作文スキル)
●テストの点がミルミル上がる国語科答案の書き方
[第2部]保護者の作文編
●連絡帳の書き方マニュアル
●通知表(通信簿)保護者欄の書き方マニュアル
●一週間は悩む中学受験書類の書き方
●全場面例文集
内容説明
小学生の8割は“作文嫌い”という。親も日常生活の中で「文書や手紙をもっと上手に書きたい」という願いを持っている。つまり、親も子も「文章をうまく書きたい」という願望をもっているといえる。本書は、教育現場で作文指導のノウハウを培ってきた達人が「文章力アップのコツ」を大公開。文章の書き出しから教師への通信文の書き方まで、文章上達のあの手この手を満載した本。
目次
第1部 児童の作文編(子どもたちが学校で書く作文は行事作文が多い;日記を書いているクラスはたくさんある;子どもが児童代表になった時の挨拶文マニュアル;最近の授業は表現作文がいっぱい;夏休みの宿題も作文がいっぱい;作文の基礎・基本のすべてが身につく練習方(作文スキル)
テストの点がミルミル上がる国語科答案の書き方)
第2部 保護者の作文編(連絡帳の書き方マニュアル;通知表(通信簿)保護者欄の書き方マニュアル
一週間は悩む中学受験書類の書き方
全場面例文集)
著者等紹介
向山洋一[ムコウヤマヨウイチ]
1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。現在、千葉大学講師。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表、全国エネルギー教育研究会座長、全国都市づくり教育研究会座長、上海師範大学客員教授、子どもチャレンジランキング連盟副代表、日本言語技術教育学会副会長、日本教育技術学会会長。また、月刊『教室ツーウェイ』(明治図書)編集長、『教育トークライン』『ジュニア・ボランティア教育』誌(いずれも東京教育技術研究所)編集代表
師尾喜代子[モロオキヨコ]
静岡県磐田市出身。青山学院大学卒業。現在、東京都大田区立田園調布小学校教諭。『ジュニア・ボランティア教育』副編集長。『教室ツーウェイ』(明治図書)、『教育トークライン』(東京教育技術研究所)、『向山型国語教え方教室』等に連載中。旺文社知能開発教材、光村教育図書教材、文研出版作文教材開発等に携わる
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