出版社内容情報
教科書には出ていない日本経済を読み解く法則。
景気が悪くなるとなぜかボウリング場が混雑する!? 過去の日本経済の動きをつぶさに観察して導き出した「マル秘」法則をドッと紹介。
おしぼりを出す店はつぶれない! トイレに金をかけた店は当たる!! いわれてみれば、そうかもしれないという、日本経済の「法則」が、本書にはギッシリつまっている。
▼なぜ風が吹くと桶屋が儲かるのか。日本人の何人がこの「法則」の成立事情を説明できるだろうか。本書に出てくる「法則」は、まさにこの類のもの。だが、解説を読むと「なるほど」と思わず頷いてしまう。
▼例えば、「雨が降ると夕刊紙の売上は10%落ちる」という法則。サラリーマンといえばスーツ姿に、片手にカバンが一般的。ところが雨が降ると、傘を持つことになる。満員電車でカバンと傘をもって、新聞を開くのは面倒だ。したがって、上の「法則」が成立する、というわけだ。
▼「ゴールデンウィークに雨が降ると、ビールの新製品が売れなくなる」「社葬を仕切った総務部長は出世する」「長野県では日記帳がよく売れる」等々、これらの「法則」の成立事情を知りたい方は、ぜひご一読を!
●第1章 景気の法則
●第2章 売上げの法則
●第3章 相場の法則
●第4章 ビジネスの法則
●第5章 経営の法則
●第6章 日本列島の経済法則
●第7章 出世の法則
●第8章 業界の法則
内容説明
複雑化した現代社会では、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の、思いがけない関係がしばしば現われる。じっさい、この世の中では、イワシが獲れないと銀の値段が上がったり、日本で台風が猛威をふるうと、英国経済が混乱することがあるのだ。なぜ、そんなことが起きるのだろうか?この本では、さまざまな経済法則、または各業界でささやかれている経済やビジネスの法則を集めて、因果関係の解説を試みた。これらの法則は、経済学的には軽視されていても、じっさいに経済活動を行い、経済の先行きを読むためには、有効なものが多い。
目次
第1章 景気の法則
第2章 売上げの法則
第3章 相場の法則
第4章 ビジネスの法則
第5章 経営の法則
第6章 日本列島の経済法則
第7章 出世の法則
第8章 業界の法則
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