出版社内容情報
日常のなかで大切にしたいことばのマナー講座
人間関係を大切にする人は、「ひとこと」の重さを知っている。手紙、電話、会話における、ことばのマナーをアドバイスした好エッセイ。
携帯電話やEメールの普及によって、日本人のコミュニケーションの幅は広がったといわれる。しかし、その一方で、長く使いならされてきた日本語の用法や手紙・電話のマナーが忘れ去られようとしている。
▼「目上の人に“○○殿”と書いてはいけない」「絵はがきも、目上の人には封書に入れて出すのが本来の礼儀」「“よく寝れませんでした”は間違い。“寝られませんでした”というべき」など、ちょっとした勘違いや間違いと思いがちだが、相手によっては常識を疑われることにもなりかねない
▼本書は、“ことばの達人”として知られる著者が、日常のなにげないやり取りを素材に、電話や手紙、ふだんの会話のなかで相手を不快にさせないことばのマナーを説き明かした随筆集。人間関係を円滑にするために、心がけておきたい常識や知恵をわかりやすく紹介している。
▼全国学校図書館協議会選定図書となった『ことばと人間関係』(チクマ秀版社刊)を文庫化にあたり改題。
[1]ことば往来
●ヤブから棒
●相手かまわず
●確認 ほか
[2]変ることば
●“見れる”“寝れる”
●やる・あげる
●“もう一コ待とう” ほか
[3]ことばの力
●つつぬけお断り
●直接話法
●“です、ます”と“である” ほか
内容説明
電話で、手紙で、ふだんの会話のなかで、良かれと思って使ったことばの間違いやマナー違反が、自分では気づかぬうちに相手を不快にさせてしまうことがある。そうならないためには、長く使いならされてきた日本語のルールについて正しく身につけておく必要がある。日常のなにげないやり取りを素材に、人間関係を円滑にすることばの作法を説き明かした好エッセイ。
目次
1 ことば往来(ヤブから棒;相手かまわず;確認 ほか)
2 変ることば(“見れる”“寝れる”;やる・あげる;“もう一コ待とう” ほか)
3 ことばの力(つつぬけお断り;直接話法;“です、ます”と“である” ほか)
著者等紹介
外山滋比古[トヤマシゲヒコ]
1923年、愛知県に生まれる。東京文理科大学卒業。専攻英文学。東京教育大学助教授、雑誌『英語青年』編集長、お茶の水女子大学教授、昭和女子大学教授を経て、お茶の水女子大学名誉教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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