出版社内容情報
生きる力が確かに湧いてくる、感動の箴言集。
「生かされていることに頭をたれる」「感動・感謝こそ幸せの源泉」――人生や仕事に悩む人々に解決の糸口を話力研究の権威が易しく説く。
ことばは、単に表現や伝達の手段ではなく、それを使う人物そのものを表すと言ってよいのではないだろうか。というのは、私たちを魅了する劇的な対象である、もの、人、事件など、ほとんどすべての人間の行動は、ことばを伴って表現されるからである。だから、ことばが貧困であるか、豊かであるか、いかによいことばと出会うかが、人生を左右すると言っても過言ではない。
▼本書は、”ことばの力”の研究を50年以上続け、話力総合研究所の所長でもある著者が、人生の転機となるような、心をゆさぶることばを集めたものである。仕事や人間関係で悩んだときに萎えた心を癒し、勇気づけてくれることば、傷つき、目の前が真っ暗になったときに、冷えた心を温め、生きる喜びを与えてくれることば、また、人に伝えずにはいられないような、感動を共有できる心からわき起こってくることば。
▼人生を豊かにし、様々な問題を乗り越えられるヒントとなることば集である。
●第1章 人間の品格は小事に表れる
●第2章 感ずることがないと心も錆びつく
●第3章 点滴石をもうがつ力を秘める
●第4章 話はその人の心の表出である
内容説明
人は、人生でいくつかの運命的なことばに出会うものである。人生の岐路に立ったとき、仕事や人間関係に悩んだとき―。ことばは萎えた心を癒し、勇気づけ、冷えた心を温め、生きる喜びを与えてくれる。本書は、話力研究一筋の著者が、人生のさまざまな問題を乗り越えられるヒントとなる、そんなことばを集めた“読むビタミン剤”である。
目次
第1章 人間の品格は小事に表れる(温かい心は精神の救済をもたらす;すべてのものが輝いてまばゆい ほか)
第2章 感ずることがないと心も錆びつく(嘆きの人生をプラスに切り換えよう;人を豊かにする話は心温から生まれる ほか)
第3章 点滴石をもうがつ力を秘める(出会いは夢の始まりである;人生の深みをつくるかくし味をもつ ほか)
第4章 話はその人の心の表出である(人は心の磁場から何かを発信する;マナーは努力の方向を示すだけだ ほか)
著者等紹介
永崎一則[ナガサキカズノリ]
話力総合研究所所長。大正15年、鹿児島県生まれ。早稲田大学卒業。昭和20年、話の研究にはいる。文部省認定秘書技能検定中央試験委員。官公庁、会社、大学(2500社・団体)などで、話力、話し合いなどの助言にあたる。単なる話の技術を超えた人間の総合力としての話力理論を開発。昭和47年、話力研究所を設立。平成4年、名称変更
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