出版社内容情報
脳を軽快にし、迅速果敢に考える頭の整理学。
脳を活性化し、迅速に考えることは、練習と習慣から生まれる。あなたの思考の技術を練磨するための役立つノウハウを満載。
現代は、情報が多すぎる。加えて、世の中が複雑すぎる。つまりは、「判断」ということがしにくい時代である。しかし、私たちは、このような状況の中で、“より迅速に、より正確に考え、自分の見解をひねりだす”ことを求められている。ビジネスの上で、はたまた日常生活の上でも。それでは、どうすればよいのか? 本書では、さまざまな人生のファクターをすばやく整理・統合し、その場その場での最適解を見出すためのユニークなノウハウを、哲学教授として有名な著者が、わかりやすく開陳する。人生とは、その最適解の発見のくりかえしである。いうなれば、その人個人の、哲学の創造物ともなろう。本書に書かれたこのノウハウを通じて、個人個人が、その人なりの納得のいく人生を創造してゆくことこそが、本書の狙いとするところである。「哲学すること」の最もやさしい入門書として活用されたい。
●0章 命題化する
●1章 「問題」を前にして
●2章 頭を鍛える
●3章 比較で考える
●4章 前例で考える
●5章 極論を振る
内容説明
現代は、哲学の時代だ。何でか?情報が多すぎるからである。加えて、社会が複雑で難しすぎるからである。こんな状況を、軽率に「個性の時代」などとマスコミでは言っているが、「個性」とは何かというと、「その人の物事に対する考え方の特徴」である。つまり、それはその人の哲学だ。「考えること」が最も重要な人生のファクターなのだ。本書では、その「哲学すること」のノウハウをやさしく説き明かす。
目次
0章 命題化する
1章 「問題」を前にして
2章 頭を鍛える
3章 比較で考える
4章 前例で考える
5章 極論を振る
著者等紹介
鷲田小弥太[ワシダコヤタ]
1942年、札幌市生まれ。大阪大学文学部哲学科卒業後、同大学院博士課程修了。三重短期大学教授を経て、現在、札幌大学教授。哲学、倫理学を担当
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感想・レビュー
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