PHP文庫<br> 活学としての東洋思想―人はいかに生きるべきか

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PHP文庫
活学としての東洋思想―人はいかに生きるべきか

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784569576992
  • NDC分類 120
  • Cコード C0112

出版社内容情報

東洋の叡智に学ぶ、意義ある人生をおくる指針。

日本人にとっての真の活学は、東洋の古典にこそある。「儒学と禅」「老子と現代」など、深い洞察と見識に貫かれた珠玉の講話を収録。

東洋学の泰斗と仰がれ、政財界のご意見番として知られた著者・安岡正篤。没後18年を経てなお、その教えは多くの人々に生き方の指針を与え、著書も多数がロングセラーを続けている。本書は、昭和40年に著者が会長を務めた関西師友協会・全国師友協会より発刊され、今は入手困難の状況にある『活学――人になるために』の講話を再編集したPHP文庫オリジナル版である。

▼「本当に生きた学問とは、書物に読まれるのではなく、自分の心の方が書物を照らす『活学』でなければならない」と説く著者は、儒・仏・道から史書・兵書におよぶ古典を自由自在に駆使しながら、東洋思想の叡智を本当の意味で人生や仕事に活かすためのヒントを説き明かしていく。「活学とは何か」「儒と禅」「老子と現代」「政教の原理『大学』新講」「『史記』の人物と思想」「虎の巻秘語――六韜三略の近代的解釈」「相と運と学」の7篇を収録。経営者・ビジネスマン必読の講話集。    

●活学とは何か 
●儒と禅 
●老子と現代 
●政教の原理『大学』新講 
●『史記』の人物と思想 
●虎の巻秘語――六韜三略の近代的解釈 
●相と運と学

内容説明

本当に生きた学問とは、書物に読まれるのではなく、自分の心の方が書物を照らす「活学」でなければならない―本書は、東洋学の泰斗であり、政財界のご意見番として知られた著者の珠玉の講話録である。東洋の伝統的な学問・思想に真の活学を求め、儒・仏・道から史書・兵書におよぶ古典をもとに、人生に活かすべき様々な叡智が導き出される。経営者・ビジネスマン必読の書。

目次

活学とは何か
儒と禅
老子と現代
政教の原理『大学』新講
『史記』の人物と思想
虎の巻秘語―六韜三略の近代的解釈
相と運と学

著者等紹介

安岡正篤[ヤスオカマサヒロ]
明治31年、大阪府に生まれる。東京大学法学部卒業。「東洋思想研究所」「金鶏学院」「国維会」「日本農士学校」「篤農協会」等を設立。また戦後は「全国師友協会」「新日本協議会」等をつくり、政財界の精神的支柱となる。全国師友協会会長、松下政経塾相談役を歴任。昭和58年12月逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Yuma Usui

17
安岡正篤氏による禅や老子、大学や史記などの講演録。音声不明瞭で途中で切れている章があるのは惜しい。六韜三略の近代的解釈での「武」の説明が良い。東洋では「戈を止める」と書いて「武」であり、決して暴力の行使ではなく、むしろそれを止めることが目的。「武」はそんな現実的な暴力や邪悪さを退ける実践力で、「文武」は相反するものでなく同じ目的を持つ2つの力、という考えは興味深い。2018/10/18

大先生

6
読後の疲労感が凄いです(苦笑)活学、儒と禅、老子、大学、史記、六韜三略、相と運…と内容豊富。ところで、p178.以前ある女性議員が「八紘一宇」というコトバを使用して問題になったことがありますが、安岡正篤先生によると、「八紘一宇については皆誤解しておりますが、あれは世界を一つに征服するということではない」「バラバラの世界を理想の紐でつなぐということ」「一つの救済思想で、決して恥ずべき言葉ではありませぬ。」とのことです。敢えて誤解を招きかねない言葉を使う必要はないかもしれませんが、言葉狩りもどうかと思います。2020/06/09

耳目之学(不定期更新中)

6
安岡正篤さんの本は12冊目です。これだけ読むと内容が重複するところも出てきますね。「馬鹿殿」と「糠味噌女房」の話は3回目か4回目です。もちろん何度聞いても為になりますが、さすがに飽きてきます。短期間に著者の本を読みすぎました。現在積んである著者の本は残り3冊です。これらを読み切れば、文庫化されている著者の本(著者に対する評論本は除く)は一通り目を通したことになります。残り3冊、大切に読んでいきたいと思います。2011/07/06

アイマール

2
・心がすべてを照らしてゆくような学問をしなければならない ・法華経の十如是、自然と人生、宇宙と造化、みなこれ永遠なる因果の連鎖 ・朝こそすべて、朝の1時間は1日に該当する ・道に随う生活をしていけば、絶対に行き詰まりことはない ・蘧伯玉は五十になっても、四十九年の過去のすべてを否定して、四十九年の非を知る ・知を致むる物は格すにある ・道・徳・功・力が人間活動の四つの範疇 ・日に日に新たなり。人間は時々刻々に変化してゆかねばならぬ ・長い目で見る。多面的に全体を見る。枝葉末節でなく根本的に見る2024/05/26

Doraneko358

0
ためになりますな。2013/11/20

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