出版社内容情報
日常生活から金融の仕組みまでのマネー常識。
マネーに関する知識は、経済を理解するうえで欠かせないものである。生活に密着した話題から金融のしくみまでマネーのすべてがわかる本。
人間が生きていくのに必要なものは、水に空気に食料に、衣服に住まい。しかし、これだけではまともな社会生活は送れない。お金なくしては生きてはいけないのが現代社会だ。ところが、お金はあまりにも身近な存在。それだけに、お金そのものに対する知識は案外乏しいのではないだろうか。
▼例えば、現在国内に流通している日本銀行券の数量は、金額別に何枚ずつくらいになるのか。サラリーマン世帯の平均貯蓄学はいくらなのか。利子、利息、利率、利回りの違いとは、などなど、お金に関する豆知識が盛りだくさんだ。
▼しかし、本書が単なる「お金に関する雑学本」に止まっていないのは、お金を通して見た国と地方自治体の関係、銀行、証券、保険、消費者金融など金融業の仕組みや金融商品の紹介など、構造改革に関わる金融界の動きも抑えているところだ。文章は平易。金融はどうも苦手という女性読者も、気軽に現在の日本の経済を知るのにピッタリの一冊といえる。
●第1章 まずマネーのここが知りたい!
●第2章 のぞいてみよう! 日本人のフトコロ具合
●第3章 これだけは押さえたい「金利」の常識
●第4章 ナットク! モノの値段のからくり
●第5章 知ってる? 国と地方自治体のお金のしくみ
●第6章 これでスッキリ! 金融のしくみ
●第7章 避けたい! お金のトラブル
内容説明
デノミでお金の価値はどう変わるのか、サラリーマンや社長の平均年収はいくらか、サラ金や商工ローンの金利はなぜ高いのか、時効はなぜあるのか、保証人・連帯保証人の責任はどこまで問われるのか、悪徳商法の被害に遭わないためにはどうすればいいのか、国のお金はどう流れ、どう使われているのか、などなど、お金にまつわるいろいろな知識を、さまざまな角度から取り上げて、解説。
目次
第1章 まずマネーのここが知りたい!
第2章 のぞいてみよう!日本人のフトコロ具合
第3章 これだけは押さえたい「金利」の常識
第4章 ナットク!モノの値段のからくり
第5章 知ってる?国と地方自治体のお金のしくみ
第6章 これでスッキリ!金融のしくみ
第7章 避けたい!お金のトラブル
著者等紹介
西野武彦[ニシノタケヒコ]
1942年愛媛県生まれ。中央大学法学部卒。株の専門誌の編集次長などを経て、経済ジャーナリスト・評論家として独立。株式から不動産、流通、一般経済、その他幅広い分野で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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