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PHP文庫
上司の哲学―部下に信頼される20の要諦

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  • サイズ 文庫判/ページ数 210p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569576602
  • NDC分類 336.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

これからの時代に求められる指導者の条件。

これからの時代に求められる指導者の条件とは。20数年間にわたり、松下幸之助のかたわらで直接の指導を受けた著者が説く上司の心得。

この会社は何のために存在しているのか。自分は部下達とともに、何を目標に仕事をしているのか。上司が確固たる目的も目標も持たず、部下に夢や希望も与えられないようでは、会社も、会社を構成している各部署も力強く歩むことは不可能だ。特に日本がこれまでに経験もしたこともないような経営環境下では、上司がどういう企業観、社会観、人間観を持って仕事に取り組んでいくかは、部下の士気を高めるための重要なファクターである。

▼本書は立志伝中の経営者、経営の神様ともいわれた松下幸之助の晩年の二十二年間、常にその傍らにあって直接に薫陶を受けてきた著者が、松下の経営のエッセンスともいえる考え方を著者なりに二十項目にまとめ、「部下に信頼される20の要諦」としてまとめ上げた、社長はもちろん、部下を持つ者全員の心得集である。

▼部下を人間として尊敬し、持てる力を最大限に伸ばす。上司の仕事はまさにそこにあると著者は力説してやまない。

●序 仕事の峠・人生の峠 
●第一則 夢を叶える 
●第二則 考え方を示す 
●第三則 ほめる 
●第四則 熱意を評価する 
●第五則 能力を引き出す 
●第六則 耳を傾ける 
●第七則 仕事を任せる 
●第八則 差別をしない 
●第九則 自分より優秀な人材を育てる 
●第十則 叱った後のフォローをする 
●第十一則 雑談を大事にする 
●第十二則 率先垂範する 
●第十三則 秘密をつくらない 
●第十四則 声をかける 
●第十五則 部下を見て話をする 
●第十六則 「なぜ」を説明する 
●第十七則 訴える 
●第十八則 部下に感謝の念を持つ 
●第十九則 女性の部下を意識しない 
●第二十則 運をつかむ 
●結び 人間的成長こそ

内容説明

この会社は何のために存在しているのか。自分は部下たちとともに、何を目標に仕事をしているのか。上司が確固たる目的も目標も持たず、部下に夢も与えられないようでは、会社も部署も力強く歩むことは不可能だ。部下を人間として尊敬し、その持てる力を伸ばし、ともに働く喜びを味わって、上司を初めて仕事を全うしたことになる。ビジネスマンに圧倒的な支持を受けたロングセラー、待望の文庫化。

目次

仕事の峠・人生の峠
夢を与える
考え方を示す
ほめる
熱意を評価する
能力を引き出す
耳を傾ける
仕事を任せる
差別をしない
自分より優秀な人材を育てる
叱った後のフォローをする
雑談を大事にする
率先垂範する
秘密をつくらない
声をかける
部下を見て話をする
「なぜ」を説明する
訴える
部下に感謝の念を持つ
女性の部下を意識しない
運をつかむ
人間的成長こそ

著者等紹介

江口克彦[エグチカツヒコ]
PHP総合研究所代表取締役副社長。昭和15年生まれ。慶應義塾大学を卒業後、松下電器に入社。その後PHP研究所。昭和51年より経営を任され、平成6年現職に就任。また大阪大学客員教授、経済同友会幹事(地方行財政委員会委員長)、研究提言機構「世界を考える京都座会」コアメンバー、「歴史街道」推進協議会理事、松下社会科学振興財団専務理事等に就任。また内閣総理大臣諮問機関経済審議会特別委員、松下電器産業株式会社理事、東京杉並区21世紀ビジョン審議会委員等を歴任している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あろは祭り

11
松下幸之助師の薫陶を受けた、PHP元社長 江口克彦さんによる「松下哲学」啓蒙書。「上司の哲学」と銘うちながら、その内容は、上司と部下はもとより、人と人との数多の関係性に敷衍して応用できる心得20則。人に対する敬意に溢れ、「ものをつくる前に人をつくる」松下哲学の真髄に触れる。2015/01/17

majiro

8
江口さんの話は失敗例が多くて、やっぱりアンチパターンって心に残るなあと思う。松下幸之助にうっかり言ってしまった「技術わからないのに経営できるもんですね」というセリフ。そして、すべての人を尊敬せよという松下幸之助の究極の指南。他にも、いろいろ大事なことばかり書いてあるけれど、あとは、自分で自分なりの形を作っていくということだよね。2016/03/17

H.Horio

3
4月から後輩を見るということで、何かヒントが得られればと思い、読んでみた。著者が22年間、松下幸之助と働いたということで、エピソードの紹介もかなり多い。論理と想いが融合された哲学だなぁという印象。以下ポイント。心からほめる。成功のスタートは願望なので、熱意を評価する。著者の幸せの定義は能力の発揮。上司は部下の天分を引き出すべき。部下の話を熱心に聞くと部下はやる気を出し勉強する。上司は尊敬され、情報が集まる。問題処理を引き受ける。模範を示す。理由を示す。2014/03/27

Yasuhiro

2
松下幸之助の仕事哲学2018/02/10

デューク

2
「経営者はそれぞれの分野で、自分よりも優れた人材を使う能力があればいい」。松下幸之助の謦咳に触れ続けた筆者による、上司としての哲学。部下にどのように目標を与えるか、どのように褒めるか、いかに成長を促すか、などなど上司になったら知るべき事柄が満載。どの言葉も柔らかく分かりやすい語り口で、すとんと腑に落ちる哲学ばかりである。上司として、それ以前に人として、一人前になるとはどういうことかを教えてくれる一冊。おすすめ2016/04/20

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