出版社内容情報
世界的な研究者が提起する究極の最新宇宙論。
相対論と量子論からの帰結からして、我々が知る宇宙以外にも宇宙は無限に存在している。ビッグバン理論成立以上の衝撃的な最新宇宙論。
世の中が殺伐としているからか、毎日きゅうきゅうとして働いているビジネスマンが多いせいか、その理由は判然としないが、最近、宇宙論が静かなブームを呼んでいる。
▼宇宙論といえば、多くの人は常に、宇宙はどのようにして誕生したのか、宇宙は今も膨張を続けているといわれるが、いったいどこまで膨張し続けるのか、といったごくごく素朴な疑問を抱いているのではないだろうか。
▼本書では、量子論と相対論という現代物理学の二大理論によって、宇宙創生の理論から、さらには親宇宙から子宇宙、孫宇宙、曾孫宇宙と、際限なく生まれ続ける宇宙の謎や、トンネル効果、地球外生命体の存在の可能性まで、宇宙の最新パラダイムを、子どもから大人、天文学ファンも興味つきない話題について、斯界の第一人者が平易に解説した、宇宙論入門の入門書である。
▼季節は秋から冬に向かう夜空の澄んだ季節。本書を読んで夜空の彼方に夢を馳せてみるのも楽しくないだろうか。
●第1章 宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった
●第2章 アインシュタインは宇宙をいちばん知りたかった
●第3章 マザー・ユニバースからチャイルド・ユニバースへ
●第4章 ホーキングとビレンケン――「無」からの宇宙創生論
●第5章 宇宙論は観測の時代に突入した
内容説明
宇宙はどのようにして誕生したのか。宇宙は膨張を続けているというが、いったいどこまで膨張し続けるのか。本書は量子論と相対論という現代物理学の二大理論によって、宇宙創生の理論から、さらには親宇宙から子宇宙、孫宇宙、曾孫宇宙と際限なく生まれる宇宙の謎やトンネル効果、地球外生命存在の可能性まで、宇宙の最新パラダイムを斯界の権威が平易に解説した、宇宙論入門の入門書。
目次
第1章 宇宙はわれわれの宇宙だけではなかった
第2章 アインシュタインは宇宙をいちばん知りたかった
第3章 マザー・ユニバースからチャイルド・ユニバースへ
第4章 ホーキングとビレンケン―「無」からの宇宙創生論
第5章 宇宙論は観測の時代に突入した
著者等紹介
佐藤勝彦[サトウカツヒコ]
1945年、香川県生まれ。1973年京都大学大学院理学研究科物理学専攻博士課程修了。北欧理論原子物理学研究所(コペンハーゲン)客員教授、東京大学理学部助教授を経て、現在、東京大学大学院理学系研究科教授。理学博士。専攻は宇宙論・宇宙物理学。1981年に「インフレーション理論」をアメリカのグースと独立に提唱、国際天文学連合の宇宙論委員会の委員長を務めるなど、宇宙論研究を世界的にリードする。1990年、仁科記念賞受賞
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感想・レビュー
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とし
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