出版社内容情報
これ以上やさしくできない決算書の超入門書。
決算書は、いわば会社の成績表。簿記が読めない営業マンや技術者にも無理なく自分の会社の成績が読み取れるようになる画期的入門書。
決算書は、経営状態が一目でわかる、いわば「企業の健康診断書」。経営環境の厳しい昨今、経理マンはもちろん、営業マンや技術者も、自分が身を置く会社や重要な取引先の健康状態くらいは知っておきたいものだ。
▼しかし、「決算書」という言葉を聞いただけで、数字アレルギーを起こす人は、案外多いのではないだろうか。本書はまさに「数字は苦手」を自認する人を想定して、決算書の読み方の「イロハのイの字」からわかるように書かれた初心者向けの入門書だ。
▼特長は、なんといっても60の問題を解きながら、決算書の読み方を大づかみできるように工夫されているところ。しかも著者自身、その問題は「カン」で答えて欲しいという。正解、不正解は二の次で、むしろ「なぜこれが正解なのか」を説明した解説や、そのポイントを詳説した「テキスト」を熟読して欲しいという。
▼問いは現実に会社で起きそうな問題、イラストも豊富。とにかく飽きることなく読める本だ。
●第1章 「儲け」の計算――損益決算書の理解
●第2章 「財産」と「借金」のバランス――貸借対照表の理解
●第3章 新しい会計制度――連結決算とキャッシュ・フロー計算書
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