出版社内容情報
会社の実力を見抜く「経営分析」のすべて!
会社の経営が順調か危ないかを見抜く基本となる「経営分析」の手法を、日常の仕事に役立つように身近な事例でやさしく解説した入門書。
決算書の数字から経営に関する重要なシグナルを読み取り、会社の進むべき方向を見定める「経営分析」。その知識と手法は、自社の状況を把握する場合だけでなく、取引先の安全性や株を売買するときの判断などにもおおいに役立つ。知っているのと知らないのとでは、ビジネスや資産形成の上でかなりの差がつくことになる。
▼本書は、とかく難解と思われがちな「経営分析」の基本を、ストーリー仕立てでわかりやすく解説した入門書。取引先の倒産という新聞報道に、大慌てをした主人公の営業二課・中村係長。結局倒産はなかったものの、不勉強を反省した中村係長と同僚たちは、「経理をわかろう会」を結成、決算書の基本から学び始める。登場人物たちの学習がステップアップしていく物語を読み進むうちに、いつのまにか実務能力が身につくユニークな内容となっている。
▼会社の「安全性」「収益性」「成長性」「生産性」を知るための、必須知識が無理なく身につく一冊。
●第1章 取引先の会社がつぶれた!?
●第2章 「経理をわかろう会」が始まる
●第3章 どこを見たらいいのだろう
●第4章 危ない会社を見分けたい
●第5章 電卓片手に計算してみよう
●第6章 親会社だけではわからない
●第7章 さらに経営分析力を高めたい人に
内容説明
決算書の数字から重要なシグナルを読み取り、会社の進むべき方向を見定める「経営分析」。その知識と手法は、基本さえわかればけっして難解なものではない。本書は、ストーリー仕立ての解説により、登場人物たちと一緒に「経営分析」を基礎から学んでいけるユニークな構成。楽しみながら読み進むうちに、みるみる実務能力が身につく、格好の入門講座
目次
第1章 取引先の会社がつぶれた!?―なぜわからなかったか、どう手を打てばよいか
第2章 「経理をわかろう会」が始まる―会社の決算書の基本を学ぶ
第3章 どこを見たらいいのだろう―この二〇の公式で企業の実力が読める
第4章 危ない会社を見分けたい―粉飾決算を見抜く二〇のポイント
第5章 電卓片手に計算してみよう―実際にある会社を分析してこそ力がつく
第6章 親会社だけではわからない―連結決算書でグループの力を読む
第7章 さらに経営分析力を高めたい人に―自己研修・四つのポイント
著者等紹介
陣川公平[ジンカワコウヘイ]
昭和5年、旧満州奉天市生まれ。昭和34年、京都大学経済学部卒業、同年、オムロン株式会社入社。元オムロン株式会社副社長。公認会計士、税理士
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