出版社内容情報
トップセールスマンが語るお客の心の掴み方。
生命保険会社で20年連続優秀表彰を受けたセールスのプロが明かす、21世紀型の仕事術とは? 有用なビジネスマンになる条件を伝授。
21世紀の幕開けとともに、本格的な成果主義の時代が到来した、と著者はいう。成果主義の時代では、「実力次第で昨日の部下が明日は上司になる」、そんな時代であると指摘する。そのとき、いままで以上に、ビジネスマンが身につけておくべき重要な要件がある。それが対人関係というのが、著者の主張である。
▼なぜ成果主義の時代に対人関係が重要になるのか。いくらITが進もうと、ビジネスの基本は、生身の人間が一対一で向き合うコミュニケーションである。成果主義の時代には、やっかいなことに、そこに年齢のギャップと上下関係のギャップが生まれ、いらぬ軋轢を生みやすくなるからだ。軋轢が生じれば当然、組織の生産性は下がる。
▼著者はそこに着目し、20年間、生保のトップセールスを記録した経験に基づいたコミュニケーションの極意を、本書にまとめたというわけである。ベテランも中堅も新人も、人付き合いの名人の具体的体験は知っておいて損はない。
●第1章 21世紀こそ対人関係がものをいう
●第2章 「対人関係力」強化に「説得力」を磨く
●第3章 ビジネス日本語の実力をつける
●第4章 「性格」が対人関係をつくる
●第5章 組織を活性化させる対人関係力
●第6章 部下のやる気を引き出す対人関係力
●第7章 修羅場の対人関係
●第8章 もっと大きな対人関係を育てる
内容説明
21世紀の幕開けとともに成果主義の時代が到来した。昨日の部下が実力次第で上司になる、そんな状況がまま生ずる時代である。しかし企業は組織である。組織として企業が力を発揮するには、これまで以上に良好な人間関係の構築が必要な時代でもある。本書は上司・部下・同僚・後輩との21世紀型の人間関係の築き方を具体的に述べた、すべてのビジネスマン必読の一冊である。
目次
第1章 21世紀こそ対人関係がものをいう
第2章 「対人関係力」強化に「説得力」を磨く
第3章 ビジネス日本語の実力をつける
第4章 「性格」が対人関係をつくる
第5章 組織を活性化させる対人関係力
第6章 部下のやる気を引き出す対人関係力
第7章 修羅場の対人関係
第8章 もっと大きな対人関係を育てる
著者等紹介
阪本亮一[サカモトリョウイチ]
昭和12年、大阪市生まれ。近畿大学理工学部卒業。地方公務員を経て独立し、訪問販売会社を興し、社長に就任。昭和46年末、明治生命入社。以後、20年連続して優秀成績表彰。現在は利脳深耕研究所所長のほか日本実戦話力検定協会の理事長でもある
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