出版社内容情報
「経営の達人」が説く、経営の機微と真髄。
年々激しく変化する経営環境のなかで、日々の経営、商売、ビジネスはどうあればよいのか? 「経営の達人」が説く、経営の機微と真髄。
企業を取り巻く環境には、好況もあれば不況もある。しかし、その中にあって常に業容を拡大させていく使命が経営者にはある。
▼松下幸之助は、五月に一挙に六冊文庫化された「心得帖シリーズ」の二冊目に当たる本書の中で、経営者とは「たとえ小さな商店であれ、あるいは大きな会社であれ、店主ともなり、最高幹部ともなれば、他人は遊んでいても、自分は遊べない」ものだといい、「何人、何十人、あるいは何百人、何千人もの上に立って、その人たちの運命をいわば双肩に担うということ」に「生きがいといいますか、面白みといいますか、あるいは救いというものがある」といっている。
▼金融機関や隆盛を誇った企業の破綻が珍しいことでなくなった現在、経営の最高責任者の使命感、経営観の持ち方によっては破綻を回避できた例もあったに違いない。幾多の困難を乗り越えてきた松下の経営観に、この厳しい環境を克服するヒントを見出すことができるのではないだろうか。
[第1章]経営の心得いろいろ
●興味をもつ
●電話で仕事をする
●手形は私製紙幣
●経営力ということ
●得心のいく仕事 ほか
[第2章]人事の心得いろいろ
●不景気と人材育成
●仕事の知識や経験だけでは
●部下が偉く見える
●適材適所
●困難を直視する ほか
内容説明
企業を取り巻く経営環境は、好況もあれば、不況もある、いわばくるくると変わり続ける天気のようなもの。その中にあって、常に商売を拡大させていく使命が、経営者には課せられている。それは一面、厳しいが、やりがいある仕事であり、経営に携わる者だけが味わえる面白さでもある。創業以来、幾度も好不況を経験した松下幸之助が語る、経営の妙味、真髄とは。
目次
第1章 経営の心得いろいろ(興味をもつ;電話で仕事をする;手形は私製紙幣;経営力ということ ほか)
第2章 人事の心得いろいろ(不景気と人材育成;仕事の知識や経験だけでは;部下が偉く見える;適材適所 ほか)
感想・レビュー
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ひろき@巨人の肩
北風
けん
kubottar
さーふアザラシ