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PHP文庫
真珠湾攻撃

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  • サイズ 文庫判/ページ数 251p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569575544
  • NDC分類 391.2
  • Cコード C0193

出版社内容情報

真珠湾攻撃の飛行隊長による歴史の証言。

日米戦争の開幕の瞬間として名高い、日本軍の「真珠湾攻撃」。本書は、その攻撃隊の飛行隊長として有名な著者が書き遺した歴史の証言。

1941年12月7日(ハワイ時間)、早朝の陽をうけて、日本海軍の攻撃隊が、未だ眠れる真珠湾に降りそそいだ!

▼太平洋戦争の劇的な開幕として、世界史的に有名な、「真珠湾奇襲」である。

▼本書は、「まさか日本がここまでやるとは!」と、世界を驚嘆させたこの作戦の、空中攻撃隊の総指揮官であった著者が、運命の“その日”から、悲惨な敗戦を経た昭和24年の時点で、記録と記憶を頼りに書きのこした、当事者ならではの、臨場感あふれる、貴重な手記である。

▼本書は、戦史における史料としても、また、読みごたえある物語としても、その価値は高いものがあり、その後の「真珠湾研究」の嚆矢として、多くの研究者によって参考にされてきた。“歴史に残る瞬間”のその雰囲気を伝える上では、まさに比類なき証言と言えるであろう。

▼真珠湾作戦の全貌を迫真の筆致で活写する。

●運命の開幕 
●鹿屋会談 
●淵田飛行総隊長 
●浅海面雷撃演習 
●ヒトカップ湾終結 
●二つの会同 
●Z旗 
●オアフ島見ゆ 
●太平洋艦隊覆滅 
●離脱帰投

内容説明

1941年12月7日(ハワイ時間)、早朝の陽をうけて、日本軍の攻撃隊が、未だ眠れる真珠湾に降りそそいだ!本書は、世界を驚嘆させたこの奇襲の、空中攻撃隊の総指揮官であった著者が、運命の“その日”から8年の歳月を経た後、記録と記憶を頼りに書きのこした、当事者ならではの臨場感あふれる貴重な手記である。日本海軍が全てを賭けて遂行した「真珠湾作戦」の全貌を、迫真の筆致で活写する。

目次

運命の開幕
鹿屋会談
淵田飛行総隊長
浅海面雷撃演習
ヒトカップ湾集結
二つの会同
Z旗
オアフ島見ゆ
太平洋艦隊覆滅
離脱帰投

著者等紹介

淵田美津雄[フチダミツオ]
明治35年奈良県に生まれる。大正13年海軍兵学校卒業。昭和2年海軍練習航空隊飛行学生。13年日華事変に参加、海軍少佐。15年第三航空隊参謀。16年赤城飛行隊長、ハワイ攻撃飛行機隊総指揮官、海軍中佐。17年ラバウル方面作戦、ポートダーウィン作戦、インド洋方面作戦、ミッドウェー作戦に参加、6月戦傷にて入院。18年第一航空艦隊参謀、「あ」号作戦参加。19年連合艦隊参謀・南方総軍参謀、海軍大佐。20年終戦後復員省史実調査部部員として勤務。23~41年占領軍総司令部歴史課の嘱託として勤務、その後イエス・キリスト信仰に回心、欧米諸国を遍歴して福音伝道に従事。42年65歳隠退の年に達したので、郷里橿原市に帰る。51年死去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MIKETOM

7
著者は真珠湾攻撃時の空中攻撃隊の総指揮官とのこと。ただし、それだけではなくて、なんとミッドウェー海戦にも参戦しているのだ。そんな生き残りなんてそれだけでスゲ~って感じ(「ミッドウェー」という本も刊行している。そっちのほうが面白かったな)。真珠湾攻撃の成功は攻撃隊の血のにじむような猛訓練の成果だった。攻撃機から魚雷を発射するのだが、真珠湾は水深が12mと極端に浅いため通常の攻撃では海底に突き刺さってしまう。だから海面スレスレまで高度を落として発射したのだとか。米軍はそれは不可能と判断して防御ネットを2018/08/12

まみよろ

1
最後に著者が言っているように、この本は真珠湾攻撃を実行した著者がその時のことを詳細に記した物語であり真珠湾攻撃の是非を検討する類のものではない。しかしどのようにして真珠湾攻撃が行われ、またそれについてどう思いながら実行したのかを知る誠に貴重な史料である。その時が刻一刻と迫る臨場感などは秀逸である。2012/05/26

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