出版社内容情報
真珠湾攻撃の飛行隊長による歴史の証言。
日米戦争の開幕の瞬間として名高い、日本軍の「真珠湾攻撃」。本書は、その攻撃隊の飛行隊長として有名な著者が書き遺した歴史の証言。
1941年12月7日(ハワイ時間)、早朝の陽をうけて、日本海軍の攻撃隊が、未だ眠れる真珠湾に降りそそいだ!
▼太平洋戦争の劇的な開幕として、世界史的に有名な、「真珠湾奇襲」である。
▼本書は、「まさか日本がここまでやるとは!」と、世界を驚嘆させたこの作戦の、空中攻撃隊の総指揮官であった著者が、運命の“その日”から、悲惨な敗戦を経た昭和24年の時点で、記録と記憶を頼りに書きのこした、当事者ならではの、臨場感あふれる、貴重な手記である。
▼本書は、戦史における史料としても、また、読みごたえある物語としても、その価値は高いものがあり、その後の「真珠湾研究」の嚆矢として、多くの研究者によって参考にされてきた。“歴史に残る瞬間”のその雰囲気を伝える上では、まさに比類なき証言と言えるであろう。
▼真珠湾作戦の全貌を迫真の筆致で活写する。
●運命の開幕
●鹿屋会談
●淵田飛行総隊長
●浅海面雷撃演習
●ヒトカップ湾終結
●二つの会同
●Z旗
●オアフ島見ゆ
●太平洋艦隊覆滅
●離脱帰投
内容説明
1941年12月7日(ハワイ時間)、早朝の陽をうけて、日本軍の攻撃隊が、未だ眠れる真珠湾に降りそそいだ!本書は、世界を驚嘆させたこの奇襲の、空中攻撃隊の総指揮官であった著者が、運命の“その日”から8年の歳月を経た後、記録と記憶を頼りに書きのこした、当事者ならではの臨場感あふれる貴重な手記である。日本海軍が全てを賭けて遂行した「真珠湾作戦」の全貌を、迫真の筆致で活写する。
目次
運命の開幕
鹿屋会談
淵田飛行総隊長
浅海面雷撃演習
ヒトカップ湾集結
二つの会同
Z旗
オアフ島見ゆ
太平洋艦隊覆滅
離脱帰投
著者等紹介
淵田美津雄[フチダミツオ]
明治35年奈良県に生まれる。大正13年海軍兵学校卒業。昭和2年海軍練習航空隊飛行学生。13年日華事変に参加、海軍少佐。15年第三航空隊参謀。16年赤城飛行隊長、ハワイ攻撃飛行機隊総指揮官、海軍中佐。17年ラバウル方面作戦、ポートダーウィン作戦、インド洋方面作戦、ミッドウェー作戦に参加、6月戦傷にて入院。18年第一航空艦隊参謀、「あ」号作戦参加。19年連合艦隊参謀・南方総軍参謀、海軍大佐。20年終戦後復員省史実調査部部員として勤務。23~41年占領軍総司令部歴史課の嘱託として勤務、その後イエス・キリスト信仰に回心、欧米諸国を遍歴して福音伝道に従事。42年65歳隠退の年に達したので、郷里橿原市に帰る。51年死去
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