出版社内容情報
セールスの達人が明かすお客様を頷かせる秘訣。
つきつめれば、ビジネスは交渉の連続であり、交渉の成否を決するのは説得力に極まる。セールスの達人が明かす体験的説得の技術100項。
「このノウハウを身につければ、もう恐れるものはない」。本書は、営業マンにそう言いきらせてしまいそうな一冊だ。
▼著者は、かつて生命保険のセールスマンとして、実に20年間、連続して優秀成績表彰を受けた、いわば営業のプロ中のプロ。その著者が、自らの経験を題材にしつつ、いかに「買いたくない」客に接近し、最終的には「イエス」と言わせてしまうか、人の心のつかみ方を90項目にわたって披瀝している。
▼たとえば、「敵を知る前に、己の商品をよく知れ」と言い、客から何を問われても即答できるほど十分な商品知識を身につけておくことの重要性を説く。また「商品を売るな、夢・効用を売れ」と言い、客の生活にその商品がどれほど役に立つかを想像させることの有効性を説く、と言った具合だ。
▼ビジネスとは交渉の連続であり、その成否の全ては主張と説得にかかっている。その意味で営業以外の仕事に携わるビジネスマンにも一読を勧めたい一冊である。
●第1章 だれでももっている「説得力」
●第2章 人を動かす「説得に」のセオリー
●第3章 自分を売り込む10の鉄則
●第4章 商品を売り込む10の鉄則
●第5章 初対面で説得するスピード攻略法
●第6章 口でなくても説得はできる
●第7章 相手の本心を見抜け!
●第8章 「根回し」こそ説得への近道
●第9章 もつれた交渉に勝つ!
内容説明
友人二人が食事に出かけ、Aは和食を、Bはイタリアンをと言う。たとえ友人でも、自分を主張し、相手を説得したほうが自分の好きな物を食べることができる。これがビジネスならば、なおのこと。ビジネスの成否は、主張と説得とにかかっている。本書はセールス歴30余年の著者が体験で得た説得力強化のコツを披瀝したビジネスマン必読の書である。
目次
第1章 だれでももっている「説得力」
第2章 人を動かす「説得」のセオリー
第3章 自分を売り込む10の鉄則
第4章 商品を売り込む10の鉄則
第5章 初対面で説得するスピード攻略法
第6章 口でなくても説得はできる
第7章 相手の本心を見抜け!
第8章 「根回し」こそ説得への近道
第9章 もつれた交渉に勝つ!
著者等紹介
阪本亮一[サカモトリョウイチ]
昭和12年、大阪市生まれ。地方公務員を経て独立し、訪問販売会社を興し、社長に就任。昭和46年末、明治生命入社。以後、20年連続して優秀成績表彰。現在は利脳深耕研究所所長のほか日本実戦話力検定協会、アビシオン能力開発協会(創造力育成)の理事長でもある。『できる営業マンはお客と何を話しているのか』(PHP文庫)をはじめ著書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。