出版社内容情報
有意義な大学生活のためのポイントを説く。
いかなる大学生活が、“有意義”だと言えるのか。現在38歳、学生の兄貴分的存在の大学教官が、現実的視点から、やさしく説き明かす。
大学時代は、人生において最も貴重な、かけがえのない時間である。しかし、最近では、「大学に入る」ことが目標になってしまい、その後の大学生活が、ともすれば充実感のないものになってしまっている傾向があるよう。「大学とは、いったい何なのか?」、「どんなことが学べ、体験できるのか?」、「学生生活の現代的な実態はどうなっているのか?」、「この時代をより意義のあるものにするために、どんな考え方、行動が望ましいのか?」……など、本書では、これから大学で学ぼうとしている、高校生、予備校生、また、新たに大学に入学した人、大学に入って、すでに生活中の人、また、その親の世代の方々に向けて、具体的対処の方法をわかりやすく説き明かしている。著者は、現在38歳であり、ゼミナールも持つ現役の若き大学教官であることから、その筆致は極めてリアリティのあるものとなっており、現実の生活にダイレクトに役立つこと請け合いである。
[第1章]大学で学べること
●学生生活とは何か
●学生として何を体験できるのか
●学生はどのように生活しているのか
[第2章]大学で学ぶべきこと
●知識・情報・技能
●人脈
●経験
[第3章]人生における大学
●志望校に入れなかった受験生へ
●大学の使いこなし方
内容説明
大学時代は、人生において最も貴重な、かけがえのない時間である。しかし、最近では、「大学に入る」ことが目標になってしまい、その後の大学生活が、ともすれば充実感の無いものになってしまっている傾向があるようだ。そこで本書では、常に学生の輪の中にある、現役の若き大学教官である著者が、大学時代の意義ある過ごし方を、笑いもまじえながら、わかりやすく説き明かす。
目次
第1章 大学で学べること(学生生活とは何か;学生として何を体験できるのか ほか)
第2章 大学で学ぶべきこと(知識・情報・技能;人脈 ほか)
第3章 人生における大学(志望校に入れなかった受験生へ;大学の使いこなし方)
著者等紹介
飯田史彦[イイダフミヒコ]
1962年、広島県生まれ。1990年より、国立福島大学経済学部企業経営課程の助教授として、「人事管理論」を担当。ゼミナールでは「経営戦略論」を指導。1997年、LONDON CITY UNIVERSITY BUSINESS SCHOOL(大学院)客員研究員。この間、筑波大学大学院経営システム科学、東北大学大学院経済学研究科、東北学院大学商学部、駿河台大学経済学部などの非常勤講師を歴任。日本経営学会、日本広報学会、労務学会、組織学会、経営哲学学会、経営学史学会会員。米国経営学博士。著書に、ベストセラーとなった「生きがい論」シリーズ、『生きがいの創造』96年(文庫版99年)、『生きがいのマネジメント』98年(文庫版2000年)、『生きがいの本質』99年、『ブレイクスルー思考』99年、『生きがいの言葉』99年、『愛の論理』2000年(いずれもPHP研究所)をはじめ、『日本的経営の論点』(PHP新書)、『こだわりの人材採用戦略』(中央経済社)、『生きがいの催眠療法』(共著・PHP研究所)、『生きがいのメッセージ』(責任編集書・徳間書店)、『生きる意味の探究』(翻訳編集書・徳間書店)、『生きがいをもって生きる』(監訳書・大和書房)、『あなたが会社を去る前に』(編著書・同朋舎)、『現代経営組織論』(分担執筆書・中央経済社)、『共生と連携の地域創造』(分担執筆書・八朔社)、『企業文化論を学ぶ人のために』(分担執筆書・世界思想社)などがある。論文・論説多数。現在、各地の医療・福祉・教育機関からの依頼に応じ、無償のボランティア&チャリティ活動として、「人生の価値や意味」(生きがい)に関する講演を続けている。全国的な医師・看護婦の研究会である「生きがいメディカル・ネットワーク」の顧問を務め、その著書や講演ビデオを医療ツールとして活用している病院も多い。ひとりの研究者として、あらゆる思想・宗教団体からの中立を守っている。いちばんの楽しみは、愛する家族と過ごすこと
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