出版社内容情報
心のバランス感覚を取り戻すための人生論。
一人で生きられる人が、他人とよりよい関係を築ける――「分離不安」という喪失感・孤独感を克服し、心のバランスを取り戻す人生論。
見知らぬ人に会うとおびえてしまう。嫌われたくないから他人の意見に迎合する……一人で行動することを楽しめず、他人と同じにしていないと不安になるのは、「自分」を正しく理解していないからなのです。
▼本書は、心のバランスを崩す要因となっている“分離不安”について取り上げ、苦悩に満ちた人生を実り多きものに変換していくためのヒントを説き明かす。幼少期の心の中で何が起きたのかを究明し、自分の本質を見つめ直すためのアドバイス。
▼親の束縛や過度の干渉を受けて育った人は、期待に応えなければ愛情の絆から分離されてしまうと思い込んでいると著者はいう。「些細なことで怒るのは愛情に飢えている証拠」「心の支えがないから人からの評価を求める」「虚勢を張るのは劣等感の裏返し」など、他人の言動に過敏に反応してしまう心理を鋭く分析し、いかにして真の自立と自由な生き方を実践するかを説く。
▼傷つきながらも生き続けるすべての人に捧げる書。
●なぜ一人でいると不安になるのか
●相手を所有したいという気持ちには依存心が潜んでいる
●しがみつくから相手に縛られる
●人と同じようにしていないと不安になる底には喪失感がある
●人に嫌われたくないのは自分に自信がないからである
●なぜ自分の本当の心を偽るのか
内容説明
一人で何かすること、自分のために行動することを楽しめず、他人と同じにしていないと不安になるのはなぜなのか。その原因を解く手がかりは、幼少期に心の中で何が起きたのか、「自分の原点」を正しく理解することである。―本書は、真の自立、自由な生き方を妨げる要因となっている「分離不安」について取り上げ、苦悩に満ちた人生を実り多きものに転換していくためのヒントを説き明かす。
目次
なぜ一人でいると不安なのか
相手を所有したいという気持ちには依存心が潜んでいる
しがみつくから相手に縛られる
人と同じようにしていないと不安になる底には喪失感がある
人に嫌われたくないのは自分に自信がないからである
なぜ自分の本当の心を偽るのか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ケロコ
さくらいろ。
defplus
しょうご
ヨンデル
-
- 和書
- 現代フランス社会保障論