PHP文庫<br> マリアナ沖海戦

PHP文庫
マリアナ沖海戦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 267p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569574752
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

太平洋戦争最後の艦隊決戦、その全貌を描く。  太平洋戦争における最後の艦隊決戦であった「マリアナ沖海戦」。その全貌を、一隻の駆逐艦の視線から描き上げる、異色の戦記小説。  昭和19年(1944)6月、太平洋戦争の戦局が悪化の一途をたどるなか、日本海軍は持てる戦力をすべて結集し、アメリカ艦隊との乾坤一擲の戦いに挑もうとしていた。“最後の艦隊決戦”といわれる、マリアナ沖海戦がそれである。▼しかし、6月19、20日と二日間にわたった戦闘は、日本側の無惨な敗北に終わった。小沢治三郎中将の旗艦・空母大鳳をはじめ、翔鶴、飛鷹と三隻の空母を失い、空母搭載機の大半も失って、日本の機動部隊は事実上消滅してしまう。本書は、この海軍最後の大勝負を、元軍令部参謀が、一隻の駆逐艦を主人公として描く異色の戦記小説である。▼「日本海軍が、三十年もの間、練りに練ってきた唯一無二の勝負手を現代に移し替えたもの」であり、「作戦部隊も、まるで自宅の庭先で戦うように地理に明るく、米艦隊撃滅の自信を十分に持って戦いに臨んだ」と著者自身も評するマリアナ沖海戦。その全貌を、臨場感あふれる筆致で再現した佳作!  [1]敵潜、わが艦底通過に息のむ [2]危うしトラック要塞 [3]空と海の死闘七時間 [4]一人でも多く救助するのだ [5]「あ」号作戦に総力を結集す [6]戦機ハ令ナリ、手ハ一ツノミ [7]皇国ノ勃興此ノ一戦ニ在リ [8]艦長! 撃たせて下さい [9]敵レーダー管制と戦う [10]裏切られた期待 [11]「飛鷹」に敵弾命中ッ![12]「飛鷹」艦長、艦と運命を共にす [13]むなし「イ」号、「ワ」号作戦

内容説明

太平洋戦争における戦局が日に日に悪化の一途をたどる中、日本海軍はその持てる戦力のすべてを結集して、迫り来る米艦隊との、乾坤一擲の戦いに立ち向かおうとしていた。それが、“最後の艦隊決戦”といわれる、「マリアナ沖海戦」である。本書では、その大勝負の全貌を、一隻の駆逐艦を主人公として、臨場感あふれる筆致で描き上げる。元軍令部参謀の著者による異色の戦記小説。

最近チェックした商品