出版社内容情報
禅僧の著者が示唆する、幸せのありかとは? どんな逆境に遭遇しても、人は心のあり様ひとつで前向きに生きられる。経営者を経て禅僧となった著者が示唆する、幸せのありかとは? 幸せとはいったい何だろう? 名誉、地位、財産、健康、家庭、マイホーム……幸せとはどんな形で、どうすれば得られるのか? 禅僧である著者は本書の中で、幸せとは手の届かない彼方にあるのではなく、「自分の足元にある」と言う。▼春を求め尋ね歩いたが、帰宅してみると庭先に梅が咲き、ふくよかな香りを放っていた。探していた春は我が家にあったことに気づいた、という宋の詩「春は枝頭に在って已に十分」を取り上げ、真の幸せのありかがどこかを示してくれる。▼また、幸せと不幸せは表裏一体であり、失敗、挫折、失恋等の人生の谷を経験しようと、次に来る幸せの山は高いのだと、考えを切り替えることが大切だと励ましてくれる。▼心の在り様こそ幸せに至る道と説く著者に、どんな境遇に遭遇しても、自分次第でマイナスをプラスに変えて生きることができるのだ、ということに読者は気づかされるであろう。▼幸福を見つけにくい時代に生きる現代人の必読書である。 ●良きめぐりあいは人生の至宝 ●一生青春 一生初心 ●孫娘が教えてくれた“心の万点” ●ほほえめば、美しい日 ●あさましさは、自らにあり ●運命は常に開けるとは限らない ●大乗寺は港に似たり ●大死一番に揺らぐのはいつも心 ●求めるは、心の橋を渡せる僧侶 ほか
内容説明
たった一度きりの人生、人はどうすれば幸せに生きられるのか?そもそも幸せとは何なのか?「鶏寒うして樹に上り、鴨寒うして水に下る」―人はどんな逆境に遭遇しても、心の在り様ひとつでマイナスをプラスに変えて生きられる…。本書は、大手企業の経営者を経て定年後に禅僧となった著者が、幸せの形とそのありかを示唆する、幸せを見つけにくい時代に生きる現代人の必読書である。
目次
幸せは我が庭にあり(良きめぐりあいは人生の至宝;一生青春、一生初心;孫娘が教えてくれた“心の万点”;子供叱るな、来た道だもの ほか)
人生二度なし(ほほえめば、美しい日;あさましさは、自らにあり;運命は常に開けるとは限らない;声なきところに、心は通わない ほか)
北陸の寺から(大乗寺は港に似たり;大死一番に揺らぐのはいつも心;求めるは、心の橋を渡せる僧侶;尊いのは足の裏 ほか)