出版社内容情報
東軍を勝利に導いた闇の仕掛人の活躍を描く。 関ヶ原の合戦の明暗を分けた寝返り劇には、“闇の仕掛人”がいた!? 史実の背後に秘められた人間ドラマを描く注目の長編時代ミステリー。 今からちょうど四百年前の九月十五日、日本史上もっともドラマチックな合戦があった。全国の名だたる大名が豊臣方・徳川方の東西に分かれて激突、一日で天下の帰趨を決した関ヶ原の合戦である。▼戦端が開かれた当初、徳川家康率いる東軍を押しまくった西軍は、小早川秀秋の寝返りによって壊滅のやむなきに至った。だが、この寝返り劇、はたして戦場で突然起こったものだろうか。むしろ何者かによって事前に仕組まれていたのではないか。本書は、限られた歴史的事実をたくみにつなぎ合わせながら、東軍を勝利に導いた「闇の仕掛け人」の素顔とその活躍をいきいきと描き出している。▼合戦そのものは一日で終わったが、天下をめぐる徳川家康と石田三成の謀略戦は、戦場で対峙する以前から延々と続いていた。そこで力を発揮した男たちこそ、この物語の主人公である。秘められた人間ドラマを掘り起こし、新たな視点から「関ヶ原」を描いた注目の長編時代ミステリー。 ●第1章 栄枯盛衰 ●第2章 三成失脚 ●第3章 利長謀叛 ●第4章 会津討伐 ●第5章 西軍蜂起 ●第6章 伏見落城 ●第7章 両軍対峙 ●第8章 東西決戦
内容説明
全国の名だたる大名が徳川方・豊臣方の東西に分かれて激突、一日で天下の帰趨を決した関ヶ原の合戦。この日本史に残る運命の一戦は、戦場での主役ではない“陰の男たち”によって演出されていた。合戦の明暗を分けた寝返り劇の背後に見え隠れする“闇の仕掛け人”とは?史実の裏に秘められた人間ドラマを掘り起こし、新たな視点から「関ヶ原の合戦」を描いた注目の長編時代ミステリー。
感想・レビュー
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とも
金吾
MIKETOM
maito/まいと