出版社内容情報
歴史上の人物に学ぶ人生の岐路における哲学。 転機をどう活かすかは一つの決断であり、未知の世界に対する挑戦でもある。歴史上の人物を題材に転機に直面した男の生き方を考える。 厳しい経済環境の中、リストラや配置転換など、サラリーマンにとって人生の転機に遭遇する機会は昔の比ではなくなった。人生80年時代を迎えた今、自らの転機にどう対処するかが、その後の人生を大きく左右することもより多くなっている。いったい転機に際し、われわれは何を考え、どう行動すればよいのか?▼本書では、歴史上の人物五人が転機をどう捉え、いかに乗り越えていったのか、その生きざまを描いている。▼薩摩藩主・島津久光との確執を耐え忍び、初志を貫徹することで明治維新の最大功労者となった西郷隆盛。激変する時流を読み、尊皇の志士から後の将軍・慶喜の家臣へと自らの生き方を180度転換し、明治日本における近代産業振興の立役者となった渋沢栄一などのほか、大塩平八郎、飯沼貞吉、前田利家たちの知られざるエピソードも加えつつ描いた転機への対応は、現代サラリーマンが新たな自分の生き方や生きがいを見つけるヒントとなるであろう。 ●「時代」を見直した男・渋沢栄一??“思想”に生きるか、“現実”に生きるか ●「信念」を見直した男・西郷隆盛??死んで貫くか、生きて貫くか ●「志」を見直した男・大塩平八郎??なぜ愛する町・大坂に火をつけたのか ●「生」を見直した男・飯沼貞吉??「死にぞこない人生」をいかに再燃させたか ●「立場」を見直した男・前田利家??自分の論理は本当に正しいのか
内容説明
誰にでも「転機」は訪れるものであるが、人生80年時代を迎え、「転機」に遭遇する機会は昔の比ではない。それだけに、自らの「転機」を活かせるか、殺してしまうかが、その後の人生を大きく左右することもより多くなった。本書は、西郷隆盛や渋沢栄一など歴史上の人物5人が「転機」をどう捉え、いかに乗り越えたか、その人生をたどり、新たな生きがいに向けて歩むヒントとなる必読書である。
目次
「時代」を見直した男・渋沢栄一―“思想”に生きるか、“現実”に生きるか
「信念」を見直した男・西郷隆盛―死んで貫くか、生きて貫くか
「志」を見直した男・大塩平八郎―なぜ愛する町・大坂に火をつけたのか
「生」を見直した男・飯沼貞吉―「死にぞこない人生」をいかに再燃させたか
「立場」を見直した男・前田利家―自分の論理は本当に正しいのか